「様子を見させてください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「様子を見させてください」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「様子を見させてください」について解説をします。

「様子を見させてください」とは?意味

どのようなありさまなのか見させてください、といった意味です。

「様子」には、実際のありさま、外から見てわかる物事の状態という意味があります。

そのときどきの状態を意味するものです。

「見」「見る」のことで、調べる、判断する、視界に入れるという意味です。

「させてください」には、それをやらせてもらえるように、相手に許しを求める意があります。

「ください」「くれ」の尊敬語で、相手に何かを求める意です。

「様子を見させてください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、様子を見ることについて、聞き手に許しを求めるときに使用をします。

商品の売れ行きのことで説明をします。

話し手が開発した商品が販売されることになりました。

販売をしてみると、思っていたほど売れ行きがよくありません。

もっと売れると思っていたので、長期的に販売していこうと考えていたのですが、上の者はそれを取りやめようかと考えるようになりました。

しかし、話し手はもう少し様子を見ていきたいです。

もしかしたら、もう少ししたら売れ行きがよくなってくるかもしれません。

そこで、販売の中止はもう少し待ってください、どうなるかをもう少し見ていきたいです、ということを伝えることにしました。

それを表す言葉が「様子を見させてください」です。

「させてください」で許しを求めています。

「させていただけますか」とも表現できます。

「させていただく」は、相手に許しを求めることによって、その行為を遠慮しながら行う意を表します。

問いかけの形にして伝えると、穏やかな印象になります。


「様子を見させてください」を使った例文

・『今後どうなるか様子を見させてください』

「様子を見させてください」の返答や返信例

様子を見ることを許可できるのか、できないのかを答えます。

すぐにでも行動しなければ、大きなことになってしまう場合があります。

そのようなときには、様子を見てなどいられません。

どのような状況なのかを判断し、適切な対応をすることが求められます。

様子を見ることができるのか、できないのかを判断して返答をしましょう。

様子を見ることに許可を与えることができないときには、その理由も伝えることが望ましいです。

理由もなくダメだといわれても、相手は納得しないことでしょう。

まとめ

この言葉は、様子を見たいときに、許しを求めるために使用をします。

様子を見ていたために、大きな事態になってしまうことがあるので、どのような状態なのかを正しく判断して行動してください。