この記事では「メモを見させていただきながらお話させていただきます」について解説をします。
「メモを見させていただきながらお話させていただきます」とは?意味
書きとめたものを見ながら話しをします、という意味です。
「させていただき」は、相手の許可を求めて、ある行動をする意を表します。
相手に対して敬意を示す表現です。
「ながら」は2つの動作や状態が同時に行われるさまを表します。
この場合は、メモを見るという動作と、話すという動作を同時に行います。
「お話」は「話」を敬意を表す形にしています。
「メモを見させていただきながらお話させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、スピーチなどメモを見て話す場面で用います。
「見させていただき」「お話させていただき」と「させていただき」を2回使うとしつこくなります。
この場合は「見させていただきながら」の部分を「見ながら」とするとよいでしょう。
許可を得たいのは、メモを見ながら話しをすることです。
「メモを見ながらお話させていただきます」として、その意が伝わります。
場面によっては、メモを見ながら話をすることが失礼になったり、自信がないように見られたりする場合があります。
そういった場面では、メモを見ながら話すことへ許可を求めた方がよいでしょう。
メモを見るのは構わないのですが、ずっと下を見続けないようにします。
相手の方を向いて話さないと、こちらが伝えたい事柄が十分に伝わりません。
また、自信がないようにも見えてしまいます。
できれば、事前に話す内容を覚えておきたいものです。
「メモを見させていただきながらお話させていただきます」を使った例文
・『恐れ入りますが、メモを見させていただきながらお話させていただきます』
「メモを見させていただきながらお話させていただきます」の返答や返信例
多くの人の前で話をする場面で使われることの多い言葉です。
複数人に対して伝えているので、返答をする必要はありません。
相手も返答は求めていないでしょう。
この後には話がされるので、その内容を最後まで聞きます。
質問がある場合は、話が終わってからにします。
場合によっては質問タイムを設けてくれるので、そのときに質問をします。
指名されてから質問を考えるのではなく、質問を考えてから挙手などしてください。
また、他の人が質問できるように配慮もします。
まとめ
この言葉は、メモを見ながら話しをすると許可を求めるものです。
スピーチのようなある程度の長さのある話をするときに用いることが多いです。
「させていただき」を2回も使うとしつこいので、形を変えてみてください。