この記事では「とてもわかりやすかったです」について解説をします。
「とてもわかりやすかったです」とは?意味
非常に理解が簡単であった、という意味です。
「とても」は程度のはなはだしいさまを表す言葉です。
後に打消しの表現がともなうと、どのようにしても実現できない意になります。
この場合は後に打消しの表現がないので、程度のはなはだしいさまを表す意味で用いています。
「わかりやす」は「わかりやすい」のことで、理解が容易であるという意味です。
「かった」の「た」は、動作や作用が過去に行われた意や、動作や存在の確認の意を表します。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
「とてもわかりやすかったです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手にとってある事柄の理解が容易であったことを伝える際に用います。
セミナーに参加したときのことで説明します。
Aさんはセミナーに参加をしました。
Aさんにとってはじめて触れる事柄なのですが、講師の説明の仕方が丁寧でよかったので、はじめてのAさんでも内容を理解できました。
セミナー後、上司から「セミナーはどうだったか」と尋ねられました。
難しい内容ではなかったかと心配してくれたようです。
Aさんにとってはわかりやすかったので、「とてもわかりやすかったです」と伝えました。
このような使い方ができる言葉です。
先輩が後輩にある事柄を教えたとします。
このときに教えてくれた先輩に後輩の方からこの言葉を伝えることもあります。
このときは「大変勉強になりました」などと伝えることもできます。
わかりやすかったので、知識がよく身についたはずです。
つまり、勉強になったのです。
「とてもわかりやすかったです」を使った例文
・『説明がとてもわかりやすかったです』
「とてもわかりやすかったです」の返答や返信例
何がわかりやすかったのかによって、返す言葉が変わります。
セミナーなどに参加をして、その内容がわかりやすかったという場面だとします。
そのときは、セミナーの内容について尋ねたり、相手はセミナーを楽しんだでしょうから「よかったですね」という意を伝えたりするとよいでしょう。
自分が何かを説明してこの言葉が返ってきたなら、「理解してもらえてよかった」という意を伝えるとよいでしょう。
説明をする側としては、相手に理解をしてもらいたいはずです。
理解をしてもらえたのは、よかったといえます。
まとめ
この言葉は、話し手が簡単に理解できたという意味です。
何かを教えてもらったときに使うことが多くあります。
理解できたという意は他の表現もできるので、状況にあわせて伝え方を変えてみてください。