この記事では「この辺でお開きにしたいと思います」について解説をします。
「この辺でお開きにしたいと思います」とは?意味
このあたりで祝宴・会合を終わりにしたいと思います、という意味です。
「この」は、話し手が当面している場面や事柄を指す語です。
「辺」は漠然とした場所や位置、漠然とした事柄を指して用います。
「その辺を散歩する」「その辺のことはよく知らない」のような使い方をするものです。
「お開き」は集まりの場が終わることです。
「たい」は話し手の希望を表します。
「思います」は、話し手が「このように考えています」という意味です。
「この辺でお開きにしたいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、集まりを終わりにしたいときに用います。
「では終わりにしましょう」と提案をする意味で用いるものです。
「お開き」は祝宴や会合などが終わることをいいます。
「終わる」「閉じる」というと縁起がよくないので、「お開き」という言葉が使われます。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
まだまだ楽しいときを過ごしたい人もいることでしょう。
宴会の場だと、まだ飲んでいたい人もいるはずです。
しかし、中には帰りたい人もいます。
誰かが声をかけないと、なかなか集まりを終わりにできないのですが、「自分が声をかけるのはちょっと」という人もいます。
そのため、集まりを終わりにするときには、その会を仕切る人が声をかけることが一般的です。
そこで、この言葉を用います。
宴会の場合だと騒いでいる人もいて声が聞こえない可能性があるので、はっきりとよく聞こえるように配慮しましょう。
「この辺でお開きにしたいと思います」を使った例文
・『だいぶ時間も遅くなりましたので、この辺でお開きにしたいと思います』
「この辺でお開きにしたいと思います」の返答や返信例
集まりに参加をしている多くの人たちに向かって伝えています。
会合の場合ならば返答はしません。
仲が良い人たちとの宴会であれば、「もう終わりなのか」「そろそろ終わりにしましょうか」など、自分の気持ちを伝えてみてもよいでしょう。
自分はまだ会を続けたいとしても、他の人たちのことを考えた行動をしましょう。
自分はまだ会を続けたくても、終わりにしたい人もいます。
また、会場を借りている場合だと時間の都合もあります。
周りのことを考えた行動が求められます。
まとめ
この言葉は、祝宴や会合などの集まりを終わりにするときに用います。
誰かが声をかけないと終わりにしにくいです。
参加者の中には自分が声をかけることにためらいを感じる人もいるので、会を仕切る人が声をかけるようにしましょう。