「お目にかかりたいです」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語・敬語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「お目にかかりたいです」とは?
「お目にかかりたいです」とは、「会いたいです」を意味する謙譲語のビジネス用語です。
「お目にかかりたいです」の「お目にかかる」という言い回しは「相手の目で見られる・相手の目にとまる」の意味から転じて、「会うを意味する謙譲語」になりました。
「お目にかかりたいです」の謙譲語のビジネス用語は、「地位(立場)が下である自分がへりくだって、地位が上である相手に会いたい」ということを意味しています。
「お目にかかりたいです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お目にかかりたいです」は、「自分よりも地位・立場・年齢が上の相手に会いたいとき」に使うという使い方になります。
直接自分が会いたいと思っている目上の相手に対して、電話・メールなどで「お目にかかりたいです」という、自分をへりくだった謙譲語の敬語表現を使うことができます。
あるいは、「目上の人に取り次いでくれる相手」に対しても使えます。
ビジネスメールの書き言葉で使っても問題ないですが、どちらかというと電話などの話し言葉として使われることが多いです。
使うときの注意点は、「対等な相手や目下の相手に会いたいとき」には使えないということです。
「お目にかかりたいです」を使った例文
・『私もぜひ○○様にお目にかかりたいです』
・『いつも丁寧なメールのご返信をありがとうございます。少しでも早くお目にかかりたいです』
・『長期の休暇をいただいていてご無沙汰しておりますが、また○○様にお目にかかりたいです』
「お目にかかりたいです」の類語や敬語での言いかえ
「お目にかかりたいです」の類語あるいは敬語での言いかえを紹介します。
「お目にかかりたいです」の類似表現
・『会いたいです』
・『対面したいです』
「お目にかかりたいです」の敬語ではない類似表現として、「会いたいです」や「対面したいです」を挙げることができます。
「お目にかかる」は「会う・対面する」の意味を持つ謙譲語なので、敬語ではない似た意味の言葉は「会いたいです」になります。
「お目にかかりたいです」の敬語表現
・『お会いしたいです』
・『お目もじしたいです』
・『拝謁したいです』
「お目にかかりたいです」とほぼ同じ意味を持っている敬語表現として、「お会いしたいです」という謙譲語の表現を挙げることができます。
「お目にかかりたいです」の古風な語感のある敬語表現として、「お目もじしたいです」もありますが現代ではあまり使われなくなっています。
大統領・首相・皇族などの明確な身分の違いがある相手に会いたいという場合には、「拝謁したいです」という敬語で言いかえることもできます。
まとめ
「お目にかかりたいです」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「お目にかかりたいです」の意味・使い方・例文・類語を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
