この記事では「大変急いでいるとのことです」について解説をします。
「大変急いでいるとのことです」とは?意味
非常に急いでいるようですという、他人の様子を表す言葉です。
「大変」には程度のはなはだしいさまという意味があります。
「急い」は「急ぐ」のことで、早く物事をやろうとする、短時間で何かをしようとするという意味です。
気持ちの面よりも時間の面に重点を置いています。
「とのこと」は〜という意味です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現になります。
「大変急いでいるとのことです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人が非常に急いでいると伝えるときに用います。
話し手が急いでいるのではありません。
たとえば、A社がB社から商品の注文を受けたとします。
B社はこの商品がすぐに必要なようです。
「すぐにそれを手に入れないと困るので、今日中に出も届けて欲しい」とA社は伝えられました。
B社は大変急いでいるのです。
この連絡を受けた部下が上司にこの事柄を知らせました。
その際にこのような言葉を用います。
「とのことです」で人から聞いた内容であることを表しています。
話し手が急いでいるならば、「大変急いでおります」となります。
先の例でいうと、B社からの連絡を受けた人は、なぜ急いでいるのか理由を聞いているはずです。
理由を知っているので、「早く何とかしなければ」という気持ちになるでしょう。
しかし、「大変急いでいるとのことです」と伝えられた人は、この言葉だけではなぜB社が急いでいるのかわかりません。
理由がわからないと「そんなに急ぐ必要はあるのか」と思われてしまいます。
すぐに行動をしてもらうためには、急ぐ理由も伝えるのが望ましいです。
「大変急いでいるとのことです」を使った例文
・『○○のため大変急いでいるとのことです』
「大変急いでいるとのことです」の返答や返信例
急いで何かをしなければならないときには、すぐにでもその行動を行います。
たとえば、すぐにある品物を届けてくださいとお願いされたならば、できるだけ早く品物を届けます。
今日中にできるならば、その日のうちに届けられるとよいです。
時間がかかりそうなときには、そのことを伝えておきましょう。
時間がかかると知らせておかないと、「急いでいるのになぜすぐに行動してくれないのだ」と相手をイラつかせてしまいます。
「時間がかかる」だけでは納得できないので、その理由も伝えます。
まとめ
この言葉は、他人が急いでいると知らせるときに用います。
何かを早く行わなければならないようならば、すぐにその行動をしましょう。
遅くなると他人に迷惑がかかる可能性があります。