「誠に失礼ですが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「誠に失礼ですが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「誠に失礼ですが」について解説をします。

「誠に失礼ですが」とは?意味

本当に申し訳ないのだけれど、という意味です。

「誠に」は、間違いなくそうであるさまを表す言葉で、程度を強調するときに用います。

本当にという意味です。

「誠においしい」のような使い方をします。

「失礼」は、軽く謝るとき、人に頼み事をするとき、人と別れるときに用いる言葉です。

また、礼儀に欠けることという意味もあります。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。

「誠に失礼ですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、人に何かを尋ねるときに用いられています。

飲食店での出来事で説明をします。

この飲食店は大変人気で、完全予約制になっています。

予約をしていない人が訪れても飲食をすることはできません。

ある客がこの店を訪れました。

この客が店に入って来ると席に向かおうとしたので、それを見た店員がこの客を引き止めました。

予約をしていないと飲食をさせることはできず、まずは受付けで名前を確認する必要があります。

店員は「この人は予約をしていないのではないか」と思っています。

そこで、この人の名前が予約表にあるか確かめるために、名前を尋ねてみることにしました。

相手の名前を尋ねるときに「すみませんが」「失礼ですが」などの言葉を使うことがあります。

この言葉もそういった場面で使うものです。

他には、相手にとって失礼になるかもしれない発言をするときにも用います。

自分の意見を述べるときなどがそうです。

「誠に」を使うと本当にそう思っている気持ちが伝わります。

しかし「誠に」は肯定的な内容の事柄を強調するときに使われる言葉です。

「失礼」と一緒に使うなら「大変」を用いるとよいでしょう。


「誠に失礼ですが」を使った例文

・『誠に失礼ですが、ご予約はされていますか』

「誠に失礼ですが」の返答や返信例

この後に述べられる事柄に対して返答をします。

名前や年齢などを尋ねられたときは、支障がないなら尋ねられている人の名前や年齢などを答えます。

プライバシーにかかわることなので答えたくないときもあると思います。

その場合は「プライバシーにかかわることなので」と断って構いません。

しかし、名前などを伝えないとあるものを利用できないといった場合もあるので、そのときには尋ねられている事柄に答えなければなりません。

まとめ

この言葉は相手にとって失礼となる事柄を述べるときに用います。

悪いなと思うならば言わなければよいのですが、どうしても言わなければならないときもあります。

そういったときには、気遣いを示しながら述べるのが望ましいです。