この記事では「社内で再度検討させていただきます」について解説をします。
「社内で再度検討させていただきます」とは?意味
会社内でもう一度よく考えさせてもらいます、という意味です。
「社内」には会社の建物の中、会社の組織の内部という意味があります。
「再度」はもう一度という意味です。
「検討」はよく調べてよいか悪いかを考えることをいいます。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、その行為を遠慮しながら行う意を表します。
このような表現で相手に敬意を表しています。
「ます」は敬意を表す語です。
「社内で再度検討させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他社から提案された事柄をよく考えたいときに用います。
たとえば、他社に行って話し合いをしたとします。
このときにある事柄を引き受けてくれないかとお願いをされました。
この事柄については、以前にも話がでていました。
この事柄は非常に大きなものなので、すぐに返事をすることが難しいです。
そこで、自社に帰って他の人たちとも話し合って、よく考えて、依頼を受けるかどうかを判断することにしました。
どうするかを考える時間を欲しいときには、相手に許可を求める必要があります。
時間をもらえるか確認せずに答えを出すのを先延ばしにしてしまうと、「頼んだ事柄は引き受けてくれないのだろう」と思われてしまうことがあります。
また、勝手に返事の期限を延ばすのは失礼になります。
そこで、このような言葉を使って相手の許可を求めます。
考えた結果どうなったかをいつ伝えるのか、期限を明確にしておきましょう。
「社内で再度検討させていただきます」を使った例文
・『○○について社内で再度検討させていただきます。お時間をいただき申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします』
「社内で再度検討させていただきます」の返答や返信例
もう一度よく考えたいようです。
時間を与えることができるならば、「わかりました」の意を伝えます。
いつまでに結論を出して欲しいのか期限を定めておきましょう。
期限を定めておかないと、いつまで経っても返事をもらえない可能性があります。
この場ですぐに答えを出して欲しいときには、すぐに考えるように求めます。
しかし、会社の他の人たちと話し合う必要があり、すぐにというのは難しいかもしれません。
まとめ
この言葉は、ある物事についてすぐには答えをだせないときに用います。
考えるための時間が欲しいときに用いるものです。
大切な事柄への答えを出すのは難しく、時間が必要なこともあるはずです。
そういったときには、期限を延ばしてもらえるか許可を得ましょう。
