この記事では「必要な資料や情報がございましたら」について解説をします。
「必要な資料や情報がございましたら」とは?意味
なくてはならない資料や情報があったならば、という意味です。
「必要」には、なくてはならないこと、しなければならないことという意味があります。
それがないと支障が出る場合をいいます。
「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の意の丁寧語です。
「たら」は仮定の意を表します。
「必要な資料や情報がございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、資料や情報を提供するつもりが話し手側にあるときに用います。
必要なものがあっても、「これをください」と自分から言い出しにくいことがあります。
相手に迷惑をかけてしまうのではないか、差し出すのが嫌ではないかなど、いろいろと考えてしまうのです。
この言葉を伝えておくと、必要なものがあったときに相手は言い出しやすくなります。
また、必要なものは提供すると伝える意味もあります。
もしも資料や情報などを求められたときには、それらを相手に渡します。
しかし、重要な資料で提供することはできないという場合もあることでしょう。
そのようなときには、申し訳ないという気持ちを示しながら断ります。
なぜ提供できないのか理由も伝えましょう。
必要な資料や情報があれば提供するといいながら、それを渡さないのはおかしいです。
相手は「なぜだろう」と思うので、きちんと理由を説明する必要があります。
返却が必要な資料の場合は、いつまでに返すようにと伝えておきましょう。
返却日を明確にしておきます。
「必要な資料や情報がございましたら」を使った例文
・『必要な資料や情報がございましたら、おっしゃってください』
「必要な資料や情報がございましたら」の返答や返信例
必要なものがあるならば、何が必要かを相手に伝えましょう。
そのものの名前と個数を具体的に伝えます。
情報はメールでやり取りできますが、紙の資料はこちらから取りに行く、送ってもらうなどしなければなりません。
どのように渡すのかも明確にしておきましょう。
必要とするものを受け取ったときには、受け取ったという知らせと感謝の気持ちを伝えます。
何も連絡がないと「受け取ってもらえただろうか」と相手を心配させてしまいます。
また、あるものを渡してくれた相手に失礼です。
返却が必要なものは期日までに返してください。
まとめ
この言葉は、必要な資料や情報を話し手側が提供するつもりであることを表しています。
資料や情報を共有したり、差し出したりする場面があるはずです。
そういった場面でこのような言葉を使うことができます。
