この記事では「披露させていただきたいと思います」について解説をします。
「披露させていただきたいと思います」とは?意味
ある事柄を見せたいと思います、といった意味です。
「披露」には、広く一般に発表すること、文章や手紙などを開いて人に見せることという意味があります。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めて行動する意を込めて、相手に敬意を表す言い方です。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「思います」は、ある事柄を考えているという意味になります。
「披露させていただきたいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを見せたい場面で使用をします。
たとえば、宴会で芸をするときです。
宴会では、盛り上げるために参加者が芸をすることがあります。
いきなり何かをし始めると、「何をしているのだろう」とそこにいる人たちは驚いてしまいます。
「酔っているのだろう」と思われる可能性もあります。
そのため、芸を人に見せるときには、「○○をします」など前置きをしておくことが大切です。
前置きをしておけば「これから○○をやるのだ」と心の準備ができて、参加者たちは楽しんで芸を見ることができます。
その前置きの言葉としてこれを使用します。
「させていただき」で相手の許しを求めています。
許しを求める必要がないときには、「披露いたします」「披露したいと思います」のような言い方をします。
披露するものについては、見て楽しめることや周りの人に迷惑をかけないことを考える必要があります。
自分は楽しいと思っていても、見ている人は不快になる場合もあるので、よく考えましょう。
「披露させていただきたいと思います」を使った例文
・『これから○○を披露させていただきたいと思います』
「披露させていただきたいと思います」の返答や返信例
何かを見せたいようなので、それを許可できるようならば承諾の意を示します。
宴会の場合ならば、拍手をするとよいでしょう。
それで何かをしてもよいと承諾している意を示すことができます。
披露をした後には、感想を述べたり、拍手をしたりなど何かしらの反応をします。
反応がないと披露をした側は不安になってしまいます。
たとえば宴会で芸を見せたならば、反応がないと「面白くなかったのかな」「やってはいけないことだったのかな」など不安になります。
披露をしてはいけない場面ならば、その理由と断る言葉を伝えます。
まとめ
この言葉は、何かを見せたいときに用います。
いきなり何かを見せると相手は驚くことがあります。
このような言葉を前置きとして伝えておくと、何かが始まるのだと心の準備ができます。