この記事では「皆様はお変わりなくお元気にしていらっしゃいますか」について解説をします。
「皆様はお変わりなくお元気にしていらっしゃいますか」とは?意味
みんなは以前と同じように元気にしていますか、という意味です。
「皆様」は、その場にいる人やかかわりのある人全員を敬って言う語です。
「様」は、人を表す語や団体名、会社名などについて、尊敬の意を表します。
「お変わり」は「変わる」の連用形の「変わり」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「なく」は打消しの意です。
「お変わりなく」という場合は、今ままでと違った状態にはならない、同じであるといった意味になります。
「お元気」は「元気」に「お」をつけて、丁寧な表現にしたものです。
「いらっしゃい」は「いらっしゃる」のことで、「ある」「いる」の尊敬語です。
「か」は問いかけの意を表します。
「皆様はお変わりなくお元気にしていらっしゃいますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、久しぶりに会った人との会話の中でや手紙の中で使用をします。
ある人と久しぶりに会ったとき、その人の健康状態なども気になりますが、その人とかかわりのある職場の人や家族などのことも気になるはずです。
また、そういった人たちに気遣いを示したいという気持ちも持つことでしょう。
それらの気持ちをこのような言葉で表現をします。
普段から会っている人ならば、皆様が指す人たちがどのような状態であるかわかっているはずです。
そのため、普段から顔をあわせるような関係の人には、この言葉を使うことはありません。
また、「お変わり」「お元気」「いらっしゃいますか」と相手を敬う表現を用いているので、目上の人や取引先の人に対する言葉です。
「皆様はお変わりなくお元気にしていらっしゃいますか」を使った例文
・『○○様がお元気そうで何よりです。皆様はお変わりなくお元気にしていらっしゃいますか』
「皆様はお変わりなくお元気にしていらっしゃいますか」の返答や返信例
皆様のことを尋ねられているので、その人たちのことを伝えます。
「変わりない」「元気である」といったことを伝えれば、相手は安心することでしょう。
病気であるときには「元気である」と伝える必要はありませんが、相手を不安にさせないように配慮が必要です。
重たい話はできるだけ避けるようにします。
また、自分の側の話ばかりするのではなく、相手への気遣いを示すようにもします。
まとめ
この言葉は、久しぶりに会った人との会話や手紙の中で使われます。
自分のことばかり話すのではなく、相手への気遣いを示しましょう。
このような言葉で気遣いを示すことができます。