「心よりお祝い申し上げますと共に」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「心よりお祝い申し上げますと共に」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「心よりお祝い申し上げますと共に」について解説をします。

「心よりお祝い申し上げますと共に」とは?意味

心の底からの祝う気持ちを伝える言葉です。

「心より」には、心の底からという意味があります。

「お祝い」「祝い」の美化語です。

美化語とは、上品に表そうとして用いる言い方です。

「祝い」には、めでたいこととして喜ぶこと、めでたい事柄として喜ぶ気持ちを示す言葉や金品という意味があります。

「申し上げます」は、「申し上げる」「ます」をつなげています。

「申し上げる」「いう」の謙譲語です。

「ます」は敬意を表します。

「共に」は、あることと一緒に別の事柄が起こるさまを表します。

「心よりお祝い申し上げますと共に」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、めでたい事柄があったときに用います。

たとえば、ある人が新しい店を開いたとします。

店を開くためには資金や努力が必要で、簡単にできるものではありません。

店を持ちたいと思っても、持つことができない人もいます。

そういったことを考えると、新しい店を開くことができたのはめでたいことだといえます。

店を開く人の知り合いが、そのめでたいことにお祝いの言葉を伝えることにしました。

その言葉として用います。

「共に」の後には言葉を続けます。

お祝いの言葉だけでなく、何かもすることを表すために「共に」を用いています。

たとえば、お祝いの言葉だけでなく、お祝いの品物を渡すなどです。

お祝いの言葉を伝えるだけでその他に何かをしないのでれば、「共に」の部分はなくして「申し上げます」とします。

伝え方は、メール、電話、祝電、手紙などがあります。


「心よりお祝い申し上げますと共に」を使った例文

・『心よりお祝い申し上げますと共に、ご活躍をお祈り申し上げます』

「心よりお祝い申し上げますと共に」の返答や返信例

こちらのことを思って言葉をかけてくれているので、それに対してお礼を伝えます。

お礼を伝えるのは、なるべく早めが望ましいです。

時間が経ってしまうと、「仕方がないからお礼をいっている」と受け取られてしまう可能性があります。

言葉とともに品物をもらうこともあります。

品物をもらったならば、お返しをします。

お返しは1週間以内にするのが望ましいですが、忙しかったり体調がよくなかったりなどで、すぐにはできないこともあると思います。

そういったときには、遅くても1か月以内にお返しをするようにします。

まとめ

この言葉は、めでたい事柄があったときに用いるものです。

めでたいことがあったならば、喜びや祝いの気持ちを伝えましょう。

そういったことを伝えられて、嫌な気持ちになる人は少ないです。