この記事では「目を通していただきありがとうございます」という言葉について説明していきます。
「目を通していただきありがとうございます」とは?
文章を読んでもらってありがとうございますというケースで使う言葉ですが、印刷物や手書きの文章、電子メールなどにおいても使うことができます。
基本的には文章に使う言葉ですが、立体物のチェックなどでも使えないことはありません。
「目を通していただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでは完成前の資料作成や挨拶文のチェック、プログラムやHTMLのチェックなどに使うことができ、完成した文章の最後に書き記すなどのケースで使うこともあります。
接客において店員側が直接的に使うことはあまりなく、店側が作った客向けの資料の最後のページに「最後まで目を通していただきありがとうございます」と記すことや、訪問による契約を伴う銀行の投資の案内などで規約をすべて読んでもらった際に使うことがありえます。
「目を通していただきありがとうございます」を使った例文
・『最後までこの本に目を通していただきありがとうございます』
説明書、ガイドブックなどの系統でたまに使われる挨拶としての使い方です。
最後に近いページに記されます。
・『資料に目を通していただきありがとうございます』
会議などで配布資料を読む前提の話をすすめるというケースの使い方です。
・『目を通していただきありがとうございます、確認の欄にチェックを入れてください』
タブレットを使用した対面での契約を伴う接客で、規約をすべて読んだという際の使い方です。
「目を通していただきありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ
「最後までお読みいただきありがとうございます」「チェックしていただきありがとうございます」などが挙げられます。
「目を通していただきありがとうございます」の類似表現
「お目通しいただきまして、ありがとうございます」も類語と言え、ほぼ同じように使うことができます。
「目を通していただきありがとうございます」の敬語表現
目を通していただきありがとうございますの時点でかなり丁寧な言葉となっています。
敬語を抜くと「読んでくれてありがとう」となります。
「目を通していただきありがとうございます」の返答や返信例
読んだ印刷物の感想や気になった点などを伝えるのがベターと言えます。
まとめ
「目を通していただきありがとうございます」という言葉は文章を読んでもらったというお礼として使われることが基本ですが、紙媒体に限らず、画面でも使うことができます。
ページ数が多い場合、「長い文章でしたが」などをつけることができます。
