「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」について解説をします。

「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」とは?意味

入荷する可能性がある日を教えてもらえるとありがたいです、という意味です。

「予定」は行事や行動をあらかじめ決めることです。

「入荷予定日」という場合は、その日に入荷するであろう日をいいます。

「ご教示」「教示」「ご」をつけて敬意を表す形にしたものです。

「教示」には、知識や方法などを具体的に教え示すことという意味があります。

上の者が下の者に教え示すことをいいます。

「いただけ」「もらう」の謙譲語です。

「幸いでございます」は、ある事柄をして欲しいとお願いをする際に用いられている言葉です。

「ございます」「ある」の意の丁寧語になります。

「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は入荷予定日を知りたいときに用います。

「教示」は知識や方法などを教え示すことです。

入荷予定日を知りたいときに使う言葉ではなく、仕事のやり方などを教えてもらうときに使う言葉です。

入荷予定日を知りたいときは、「入荷予定日をお教えいただけますか」「入荷はいつごろになりますか」などの言い方をします。

「幸いでございます」は改まった雰囲気があります。

客から店員に対して対面で伝えると違和感があります。

「幸いです」としても失礼にはならないので、この形にしてもよいでしょう。

早くその商品を手に入れたいでしょうが、何度も尋ねると迷惑になるので、相手のことを考えて尋ねるようにしましょう。


「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」を使った例文

・『○○の入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます』

「入荷予定日をご教示いただけますと幸いでございます」の返答や返信

尋ねられている商品が入荷する予定があるなら、その日を伝えます。

予定なので変更になる可能性もあるでしょう。

その場合は「変更になる場合がございます」と伝えておきます。

変更になる可能性を伝えておかないと、入荷予定日に店を訪れてくるかもしれません。

しかし、訪れても商品はありません。

無駄足になってしまうので、入荷するとはっきり決まっていない場合は、そのことも伝えておきましょう。

入荷予定日が決まっていない場合は、「恐れ入りますが」など一言添えて相手に気遣いを示しながら、「決まっていない」ということを伝えます。

まとめ

この言葉は、入荷する可能性がある日を知りたいときに用います。

この場合は「教示」を使うのは適切ではないので、別の言い方をしましょう。