この記事では「代わりにと言ってはなんですが 」という言葉について説明していきます。
「代わりにと言ってはなんですが 」とは?
かわりとなるアイデアを出すケース、提案する時に使う言葉で「代わりと言ってはなんですが 」と「に」を省いて使うケースのほうが多いようです。
ただし「代わりにと言ってはなんですが 」としても問題はないようです。
会話で使うことが最も多い言葉で、思いついたときに使う言葉でもあります。
メールで使うことも出来ますが、使わない文章にするケースも見られます。
「代わりにと言ってはなんですが 」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
あまり元のアイデアから離れていたものを提案しないということが理想ですが、もとのアイデアが実現不可能になり、必要なのは実現可能ことという前提もあるので、提案をしていくこと自体までは非難されるものではないでしょう。
「なんですが」という部分に謙遜があり、敬語として使うことができます。
元のアイデアが使えないという状況のため、シチュエーション的には電話での仕様もありえます。
「代わりにと言ってはなんですが 」を使った例文
・『貸切バスが使えないとのことで、代わりにと言ってはなんですが 、大型タクシーを使用するのはいかがでしょうか』
提案としての使い方の例文で、実現可能な範囲の代案ということになります。
・『大変申し訳ありませんでしたが、今回国産メロンは入荷できませんでした。代わりにと言ってはなんですが、山形の桃をご用意いたしました 』
スーパーの青果コーナーでの使用例です。
ある程度釣り合いが取れていることが必要で、普通のみかんなどでは厳しいでしょう。
・『わたしの代わりにと言ってはなんですが 、〇〇がエスコートするのはどうでしょうか』
商談などでエスコートが必要な際にこの話をしている人が参加できなくなった場合に部下を推薦するというケースです。
「代わりにと言ってはなんですが 」の類語や敬語での言いかえ
「そのかわりとして」「考えたのですが」などが言いかえとして使うことができます。
「考えたのですが」に関しては事情を会話の参加者が知っている前提となります。
「代わりにと言ってはなんですが 」の類似表現
「他の案ですが」「こうなることもあると思って考えた案ですが」なども類語とは言えます。
「代わりにと言ってはなんですが 」の敬語表現
代わりにと言ってはなんですが 自体が敬語となっており問題なく使えます。
敬語を抜くと「代わりだけど」あたりになるでしょう。
「代わりにと言ってはなんですが 」の返答や返信例
提案に乗る、または考え直すという流れになり、提案に乗る場合は提案を褒めると良いでしょう。
まとめ
「代わりにと言ってはなんですが 」という言葉は予定変更が前提になることから電話でも使われることが多くなります。
口頭でもそれなりに使われる言葉でもありますがメールでは複数案を提示しやすいためやや使われない言葉です。
