「滅相もないです」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「滅相もないです」とは?
これは、何かを強く打ち消すような意味で使用される言葉です。
「滅相」は仏教用語であり、「業が尽きること」や「命が終わること」を意味します。
これは、多くの場合に「滅相もない」という形で、打消しの言葉を組み合わせて使用されます。
ここでは、語尾に丁寧語の「です」を加えて、「滅相もないです」という形にしているのです。
ただし、「ないです」という表現は少し不自然なものになります。
そのため、「滅相もありません」や「滅相もございません」に置き換えると、自然な表現にできるのです。
これらのことから、「滅相もないです」が、何かを強く打ち消すような意味で使用される言葉であると分かるのです。
「滅相もないです」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、上司から昇格推薦されたとします。
しかし、自分が昇格など、早過ぎるように思えるのでした。
このような状況で、「私が昇格とは、滅相もないです」と言うとよいでしょう。
これによって、強く打ち消すような気持ちを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「滅相もないです」の表現方法に注意するべきです。
これは「滅相もありません」や「滅相もございません」などに置き換えるとよいでしょう。
また、「とんでもないです」なども類似の表現になるのです。
このように、同じような意味でも色々な形にアレンジできると分かります。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「滅相もないです」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に打ち消す対象の行為や事象を述べると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『私が昇格とは、滅相もないです』
・『価格を上げたなどとは、滅相もないです』
・『信用していないなんて、滅相もないです』
「滅相もないです」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「滅相もないです」の類似表現
これの類似表現として、「とんでもないです」が挙げられます。
「滅相もない」と「とんでもない」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「滅相もないです」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「滅相もございません」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、何かを強く打ち消すような意味で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。