この記事では「お待たせしてしまい申し訳ございません」について解説をします。
「お待たせしてしまい申し訳ございません」とは?意味
人がやってきたり、物事が起こったりするまで時間を過ごさせてしまってすまない、といった意味です。
「お待たせ」は「待たせる」を敬意を表す形にしたものです。
「お〜する」の形で、謙譲の意を表します。
「して」の「し」が「する」のことです。
「しまい」は、すっかりその状態になる意や、そのつもりはないのにある事柄が実現する意を表します。
「申し訳ございません」は、わびるときに用いる言葉です。
「ございません」は、「ある」の意の丁寧語の「ございます」と、丁寧な打消しの表現の「ません」で構成されています。
「お待たせしてしまい申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、人を待たせたときに用います。
待たせられて、嫌な気分になる人がいます。
特に、忙しい人は待たせられると不快になることがあります。
また、貴重な時間を奪っていることになります。
そのため、人を待たせてしまったときには、謝罪をするのが望ましいです。
その謝罪の言葉として、この言葉を用います。
店員と客のやり取りで説明をします。
ある店に客がやってきました。
この店では、カウンセリングをして、客にあった商品を提供しています。
今はカウンセリングが終わったところです。
店員は客にあった商品を渡すため、その商品を店の裏に取りに行きました。
商品を探すのに時間がかかってしまったため、多少客を待たせてしまいました。
その待たせたことに対して、このような言葉で謝罪をします。
どれくらいの時間待たせた場合に謝罪をした方がよいのかという定義はありません。
「お待たせしてしまい申し訳ございません」を使った例文
・『お待たせしてしまい申し訳ございません。こちらが○○でございます』
「お待たせしてしまい申し訳ございません」の返答や返信例
面会をするために自分がある場所を訪れて、待たせられたとします。
その場合、この後に目的の人がやって来るはずなので、その人と面会をすることになります。
その人とはあいさつを交わします。
店員が商品を取りに行って待たせられた場合は、この後に商品が渡されるはずです。
購入するつもりで持ってきてもらったはずなので、この後には支払いをします。
待たせられて不快に感じても、相手を嫌な気持ちにさせるため、その気持ちは出さないことが望ましいです。
まとめ
この言葉は、他人を待たせてしまったときに用います。
待つという行為を苦痛に感じる人がおり、また相手の時間を奪ってしまっているので、謝罪をすることが望ましいです。