この記事では「先日は大変お世話になり誠にありがとうございました」について解説をします。
「先日は大変お世話になり誠にありがとうございました」とは?意味
数日前は非常にお世話になって感謝しています、という意味です。
世話になったことへのお礼の言葉です。
「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。
「お世話」は「世話」を敬意を示す言い方にしたものです。
「世話」には、面倒を見ること、力を尽くすことという意味があります。
「誠に」は本当にという意味です。
程度のはなはだしいさまを肯定したいときに用います。
「ありがとうございました」は感謝しているさまを表します。
「先日は大変お世話になり誠にありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、数日前の事柄へのお礼を伝えるときに用います。
「先日」は、遠くない過去のある日を指します。
つまり、この言葉を述べている当日へのお礼ではないのです。
1日前ならば「昨日」ということが多いので、1日前の事柄へのお礼でもありません。
「先日」は何日程度前を指すのか定義はありませんが、3日以上前を指すことが多いです。
しかし、1カ月以上前ということはありません。
感謝するような事柄があったときには、できるだけすぐにお礼を伝えることが望ましいです。
すぐに伝えた方が時間が経ってからよりも、感謝をしているさまが伝わります。
この言葉だけでも感謝をしているさまを伝えることができますが、定型文を用いており、形通りのあいさつに受け取られる可能性もあります。
自分の言葉でお礼を伝えると、それを避けることができます。
お世話になってどうなったのか、どのような気持ちになったのかなども述べると、自分の気持ちが伝わりやすいです。
「先日は大変お世話になり誠にありがとうございました」を使った例文
・『先日は大変お世話になり誠にありがとうございました。おかげさまで○○となりました』
「先日は大変お世話になり誠にありがとうございました」の返答や返信例
こちらが世話をしたことで、相手にとって望ましい結果になっているはずです。
その場合は、望ましい結果への喜びや祝福を伝えるとよいでしょう。
恩に着せるような発言をするのは望ましくありません。
頼まれて世話をした場合も、自ら進んで世話をした場合も、恩に着せるような言動は避けるようにしましょう。
そのような態度をとられた相手を不快にさせてしまいます。
まとめ
この言葉は、近い過去に世話になったときに用います。
何かをしてもらったならばお礼を伝えましょう。
お礼があると「また何かをしてあげたい」という気持ちになります。
また、相手との関係を良好に保ちやすくなります。