この記事では「懇意にさせていただいている」について解説をします。
「懇意にさせていただいている」とは?意味
親しくつきあっているといった意味です。
「懇意」には、親しくつきあうこと、好ましい間柄としてつきあうことという意味があります。
この場合の「つきあうこと」は、男女の関係のことではなく、仲がよい間柄のつきあいのことを意味しています。
「させていただ」は「させていただく」のことで、相手の許しを求めることによって、その動作を遠慮しながら行う意です。
相手に敬意を表しています。
「いる」は、動作や作用が続いて、今にいたることを表します。
たとえば「鳥が鳴いている」という場合だと、鳥が一度だけ鳴くことではなく、鳴くという行為が今も続いていることを表します。
「懇意にさせていただいている」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人と仲良くつきあっている状態が続いているさまを表して使用をします。
懇意にしている人に対して直接述べるよりも、第三者との会話の中で使われることが多いです。
たとえば、AさんはBさんと仲良くつきあっていたとします。
AさんはYさんとも知り合いです。
AさんとYさんとの会話の中で、Bさんのことがでてきました。
Bさんは親しくしている人なのだということを、AさんからYさんに伝えたかったとします。
そのときに、この言葉を使用します。
「させていただく」は相手の許しを求めてある行為をする意をこめ、相手に対して敬意を表すものです。
つまり、「懇意にさせていただいている」は、仲良くつきあっている人に対して敬意を表していることになるのです。
先ほどの例だと、AさんはBさんに対して敬意を表していることになります。
「懇意にさせていただいている」を使った例文
・『懇意にさせていただいている○○さん』
「懇意にさせていただいている」の返答や返信例
この言葉が述べられた状況によって、返答するのか、返答はしないのか変わってきます。
ある人についての会話の中で述べられた場合は、その人について尋ねたりします。
軽い雑談の場合は、そのまま会話が進んで行き、懇意にしている人について深く尋ねないことがあります。
また、自分との間柄によっても返答の仕方が変わってきます。
どういった話をしているのか、誰と話をしているのかによって、返す言葉が変わってくるのです。
何を返すのかは、状況から判断をします。
まとめ
この言葉は、親しくしている人がいることを表す際に使用をします。
親しくしている人に対して敬意を表した言い方です。
仲良くつきあえる人がいるとお互い助け合うことができ、心強いことでしょう。
そういった人が一人でもいることは、ありがたいことといえるかもしれません。