「聞きました」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「聞きました」とは?
はじめに「聞きました」の意味を解説していきます。
この表現は、丁寧語としては問題ないと言えます。
そのため、関係のお近い人や、先輩などに日常会話で使用する分には
問題が無いでしょう。
しかし、フォーマルな文書や、敬意を示す必要のある相手に対しては「聞きました」という表現を避けたほうが良いでしょう。
これは多分に口語的で会話的な表現です。
それでは、どのように言い換えるとよいでしょうか。
最も一般的な言いかえは「伺いました」でしょう。
この表現を使うだけで、「聞きました」の数倍スマートな印象になるのです。
「聞きました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「聞きました」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが部長から質問を受けたとします。
「昨日の会議の結果は聞いたか」という質問でした。
この時あなたは「聞きました」と答えるられます。
なぜなら相手が「聞いたか」と質問しているので「聞いた」と返答するのは自然であり、シンプルであり、分かりやすいのです。
しかし、あえて敬語表現にするとどうでしょうか。
「伺いました」と答えると、急に仕事ができる人の回答のように聞こえるから不思議です。
この言葉を使う場合の注意点は、使う場面と相手です。
誤りではなく、フォーマルで使うこともできる表現です。
そのため、あえて敬語表現に言い換えるかは、判断が難しいとも言えるでしょう。
「聞きました」を使った例文
ここでは「聞きました」を使った例文を挙げていきます。
例文として挙げましたが、フォーマルな場面では「伺いました」で言い換えるのが正しい用法になります。
・『詳細を聞きました』
・『その件であれば聞きました』
・『確かに昨日聞きました』
「聞きました」の類語や敬語での言いかえ
それでは「聞きました」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「聞きました」の類似表現
まず「聞きました」の類似表現について解説します。
「聞きました」は「耳にしました」と言い換えられます。
この場合は、「聞いた」の深さに差があるので、注意して使い分けましょう。
「聞きました」の敬語表現
つぎに「聞きました」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「伺いました」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「聞きました」という表現は、特に問題のない表現ではあります。
ただし、敬意を示す必要がある場面では「伺いました」などに言い換えるほうが適切な言葉だとも言えるのです。
