「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」とは?
これは、とても迷惑をかけたということを丁寧に言い表した言葉です。
「多大なる」は「多くて大きいこと」を意味しています。
ここでは、迷惑の程度が大きい様子を、「多大なる」という言葉で表現しているのです。
また、「ご迷惑をおかけする」は、「迷惑をかける」を敬語にしたものです。
さらにここでは「おかけしました」という形で、丁寧語の「ます」を過去形にして組み合わせているのです。
なお、語尾には「こと」を加えています。
これにより、前段で述べた内容を、名詞のように取り扱えるようにしているのです。
「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、顧客に迷惑をかけてしまったとします。
そのため、相手を訪問して謝罪することにしたのです。
このような状況で、「多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫びいたします」と言うとよいでしょう。
これによって、とても迷惑をかけたということを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「多大なる」の表現方法に注意するべきです。
これは「大変な」などに置き換えて使用できます。
同じような意味でも、少し印象の違う類似表現で置き換える事ができるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるとよいでしょう。
・『多大なるご迷惑をおかけしましたこと、お詫びいたします』
・『多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心より申し訳なく思います』
・『多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深く後悔しております』
「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」の類似表現
これの類似表現として、「大変なご迷惑をおかけしましたこと」が挙げられます。
「多大なる」と「大変な」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「多大なるご迷惑をおかけしましたこと」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、とても迷惑をかけたということを丁寧に言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
