「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」とは？
これは、近々訪問を予定しているような場合に使用できる言葉です。
「近いうちに」とは、あまり遠い将来ではないこと、近い未来のことを表現したものになっています。
これは、時間的な近さを示しており、「近々」などの言葉でも代替可能です。
また、「改めて」は「機会を改めること」であり、別な機会を意味しています。
さらに「ご挨拶にまいる」は謙譲語であり、これに願望をしめす「たい」を付与しているのです。
なお、「存じます」も「思います」を意味する謙譲語になっています。
これらのことから、「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」が、近々訪問を予定しているような場合に使用できる言葉であると分かるのです。
「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある顧客から大量の注文を受けたとします。
そのため、正式な挨拶は後にして、取り急ぎ電話でお礼する事にしたのです。
このような場合には、「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが、まずは電話でお礼させてください」と述べるとよいでしょう。
これにより、近々訪問したいと思っていることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご挨拶にまいりたい」の使い方に注意しましょう。
これは「ご挨拶にうかがいたい」と言い換えて使用できます。
どちらも謙譲語であり、同じような目的で使用できるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、組み合わせて使用するとよいでしょう。
・『近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが、まずは御礼させてください』
・『近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが、まずは連絡してみます』
・『近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが、事前にメールでお礼します』
「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」の類似表現
この言葉の類似表現には、「近々改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」があります。
「近いうちに」と「近々」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと存じますが」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「近いうちに改めてご挨拶にまいりたいと思いますが」に言いかえできます。
まとめ
このように、近々訪問を予定しているような場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
