この記事では「上記の内容でよろしくお願いします」について解説をします。
「上記の内容でよろしくお願いします」とは？意味
上に書いてある通りの内容で行ってください、といった意味です。
「上記」は、この上またはこの前に書いてあることを指します。
この言葉の上や前に何かが書いてあるということです。
「よろしく」は、頼み事をする際に用いる言葉です。
「お願いします」は、頼み事をする際に用いる丁寧な言葉になります。
「お願い」は「願い」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表す語です。
「上記の内容でよろしくお願いします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、依頼をする際に用います。
頼みたい事柄は、この言葉の上や前に書かれています。
何度も同じ事柄を繰り返し述べるとしつこく感じます。
また、文章が長くなってしまったり、文章が複雑になってしまったりもします。
そういったことをなくすために、ある事柄を指して「上記の内容」という言葉を用いています。
「上記の内容」は具体的に書くようにしましょう。
依頼の場合であれば、どのようなことを、いつまでに行って欲しいのかを書きます。
曖昧な表現では、こちらの希望通りに行ってもらえなくなってしまいます。
また、曖昧ではどうしたらよいのか相手は困ってしまうことでしょう。
「します」の部分は「いたします」とすると、さらに丁寧な印象になります。
「します」の「し」は「する」を指します。
「する」の謙譲語が「いたす」です。
また、この前に「お手数をおかけしますが」など一言つけ加えると、相手への気遣いを示すことができます。
「上記の内容でよろしくお願いします」を使った例文
・『お忙しいところ恐れ入りますが、上記の内容でよろしくお願いします』
「上記の内容でよろしくお願いします」の返答や返信例
何かを頼まれているので、その事柄を行います。
完了するまでに時間がかかるようならば、時間がかかる旨を伝えておくとよいでしょう。
そういったことを伝えておくと、多少時間がかかっても相手は安心して待っていることができます。
「上記の内容」が示す事柄に疑問点があれば質問をします。
たとえば、商品の注文を受けたとします。
注文内容に疑問点があるのに、勝手な解釈をしてしまえば、間違った商品を相手に渡すことになりかねません。
そのため、些細なことでも疑問点があるなら質問をして解消しておきましょう。
まとめ
この言葉は、主に依頼をするときに用います。
この上や前に頼みたい事柄を書いて用いるものです。
この上や前に書く事柄は、具体的なものにしましょう。
文章で依頼をする機会は少なくないので、上手に伝えてみてください。
