「結びになりますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「結びになりますが」とは?
「結びになりますが」は、スピーチなどの最後に何かを述べる場合に使用できる言葉です。
「結び」とは、文章やスピーチを締めくくることを表現しています。
そのため、今まで述べてきたことを、総括して最後に何か言うような状況で「結びになりますが」という表現を使用できるのです。
また、「なりますが」は「なるが」を丁寧な言葉遣いにしたものです。
そして「なるが」は「なる」に逆接の「が」を付け加えた言葉なのです。
これらのことから、「結びになりますが」が、スピーチなどの最後に何かを述べる場合に使用できる言葉であると分かるのです。
「結びになりますが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「結びになりますが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるイベントでスピーチしていたとします。
そして、最後に参加者への感謝を伝えることにしたのです。
このような場合には、「結びになりますが、皆様に感謝を伝えたいと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、最後を締めくくる言葉を述べる様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「結びになりますが」の使い方に注意しましょう。
これは「結びではございますが」などに置き換える事が可能です。
また、「最後になりますが」のように言い換える手段もあるのです。
このように、同じ意味でも複数の表現手段が存在すると分かります。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「結びになりますが」を使った例文
「結びになりますが」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、組み合わせて使用するとよいでしょう。
・『結びになりますが、皆様に感謝を述べたいと思います』
・『結びになりますが、みなさんの努力に厚く御礼申し上げます』
・『結びになりますが、皆様からのご協力に感謝の言葉を申し上げます』
「結びになりますが」の類語と敬語での言いかえ
「結びになりますが」の類語と敬語を解説していきます。
「結びになりますが」の類似表現
「結びになりますが」の類似表現には、「最後になりますが」があります。
「の程」と「くださいますよう」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「結びになりますが」の敬語表現
「結びになりますが」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「結びではございますが」に言いかえできます。
まとめ
このように「結びになりますが」は、スピーチなどの最後に何かを述べる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
