「お見積り」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語」を分かりやすく解説していきます。
「お見積り」とは?
「お見積り(おみつもり)」とは、「見積りをする相手を敬う敬語表現」を意味しているビジネス用語です。
「お見積り」は「見積り」の名詞に、尊敬の意味を持つ接頭辞の「お(御)」がついたものです。
「お見積り」は、現代の一般的な「積」の送り仮名では「お見積もり」と表記されますが、慣習的に「お見積り」という送り仮名をつけても間違えではありません。
同様に「お見積」という送り仮名を省いた漢字表記も認められています。
「お見積り」の「見積り」とは、「ビジネスの新規取引をする際に、大体どのくらいの料金になるのかを大まかに計算すること、計算したもの」といった意味を持っている名詞です。
「お見積り」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お見積り」のビジネスメール・会話での使い方は、「建築の依頼・自動車購入・冠婚葬祭など何らかの商取引をする際に、大体どのくらいの支払い額になるのかの大まかな概算をしてもらうこと」を意味して使うという使い方になります。
「お見積り」というビジネス用語は、「あらかじめ値段が決まっていないビジネスの契約をする前の段階で、大体どのくらいの料金になるのかを計算する」の意味合いで使われています。
使うときの注意点は、「あるビジネスの見積りの依頼をする側と依頼を受ける側のどちらでも使うことができる」ということです。
「お見積り」を使った例文
・『この車種の車を購入したいので、お見積りをよろしくお願いいたします』
・『お客様がご希望されているプランのお見積りはこちらになります』
・『弊社の社員30名にスマホを持たせたいと考えているのですが、お見積り書を作成いただけないでしょうか』
「お見積り」の類語や言い替え
・『概算』
・『予算』
・『推計』
・『査定』
「お見積り」というビジネス用語は、「全体でどのくらいの料金や数量、コスト(経費)になるのかの大まかな計算をする」の意味を持っています。
その意味から、「お見積り」とほとんど同じ意味合いを持っている類語として、「概算・予算・推計」を挙げることができます。
「概算」とは「全体でどれくらいの金額・数量になるのかの大まかな計算をすること」、予算とは「どのくらいの金額になるのかを前もって計算しておくこと」を意味しています。
「推計」とは、「大体どのくらいの数字になるのかを推定しながら計算すること」を示している言葉です。
「大体どのくらいの価値があるのかを調べた上で値段やランクを計算すること」の意味を持っている「査定」も「お見積り」の類語になります。
まとめ
「お見積り」というビジネス用語を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「お見積り」の意味・使い方・例文・類語を知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。