内定を貰ったら、社会人らしい言い方を心得ておきたいもの。
「うまい」の丁寧な表現を見ていきましょう。
「うまい」とは?
食べ物がおいしく感じられること、あるいは腕が良いことを示します。
料理を食べている時のひと言なら「味付けの良さ」と褒めていて、誰かの仕草を見ての感想なら「センスがあること」を示しています。
「うまい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「うまいですね」は日常会話で、よく耳にする言い方です。
ただ学生風の言葉なので、上司や取引先の前では使わないようにしましょう。
とくに新商品の試食をしている時、社外の方と会食をしている時、社外の方の仕事ぶりに対する評価には用いないことが大切です。
他のフレーズも併せて覚えておきましょう。
「うまい」を使った例文
・『ご馳走さまでした。美味しくいただきました』
・『コクのあるワインですね。初めての味わいです』
・『申し分のない企画書、ありがとうございました』
「うまい」の類語や敬語での言いかえ
こちらの表現の類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「うまい」の類似表現
食べ物についての「うまい」なら「おいしい」「プリプリとした食感」「甘すぎない上品なお味」「素朴な味わい」「センスのある味付け」があります。
また技能の「うまい」なら「理想通りの」「文句なしの」「センスがある」も挙げられます。
色々な表現ができるので、言葉の引き出しを増やしていきましょう。
「うまい」の敬語表現
上司や取引先との会食のシーンであれば「うまい」の代わりに「おいしい」や「上品な味付け」を使います。
会食が終わった後のお礼メールであれば「隠れ家風のレストランで、おいしい食事をご馳走になり誠にありがとうございました」とお伝えします。
また相手の仕事ぶりを褒める時は、慎重におこなうこと。
敬意を入れないと、馬鹿にしているように思われるからです。
例えば企画書を送っていただいた時は「こちらが訂正する箇所がないくらい、完璧なものでした。
ご尽力いただき、ありがとうございます。」とお送りします。
「うまい」の返答や返信例
明るい言葉をもらったら、相手のひと言に相槌を打っておきましょう。
「おっしゃる通りです」や「私も同じことを思っていました」等を加えます。
まとめ
「うまい」の意味についてお知らせしました。
正しい言い方を知って、明日の仕事に役立ててください。