「月並みですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「月並みですが」とは?
「月並みですが」は、ありきたりであることを丁寧に言い表したものです。
「月並み」は「つきなみ」と読みます。
これは「ありきたり」という意味で使用できる言葉なのです。
これは、毎月のように生じることが語源になっています。
毎月、同じように生じることを「月並み」という言葉で言い表していたのです。
これが転じて、ありふれたもの、特筆すべきものではないことなどを「月並み」と表現するようになったのです。
また、ここでは「ですが」という丁寧語を用いています。
これらのことから、「月並みですが」が、ありきたりであることを丁寧に言い表したものであると分かるのです。
「月並みですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「月並みですが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある方針について議論していたとします。
しかし、その件に関しては、正攻法で進めるのが最適に思えるのでした。
このような場合には、「月並みですが正攻法でいくべきかと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、ありきたりであることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「月並みですが」の使い方に注意しましょう。
これは、「月並みではありますが」や「月並みではございますが」と言い換えられます。
このようにすると、より丁寧な印象の表現になるのです。
同じような意味でも、語尾をアレンジすると印象が変化します。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「月並みですが」を使った例文
「月並みですが」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、組み合わせて使用するとよいでしょう。
・『月並みですがご容赦ください』
・『月並みですが普通に対応するべきです』
・『月並みですが正攻法で進めるのが望ましいと思います』
「月並みですが」の類語と敬語での言いかえ
「月並みですが」の類語と敬語を解説していきます。
「月並みですが」の類似表現
「月並みですが」の類似表現には、「ありきたりですが」があります。
「月並み」と「ありきたり」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「月並みですが」の敬語表現
「月並みですが」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「月並みではございますが」に言いかえできます。
まとめ
このように「月並みですが」は、ありきたりであることを丁寧に言い表したものです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。