「上記の件確認しました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「上記の件確認しました」とは?
「上記の件確認しました」は、上に記載した内容について確かめたことを伝達する言葉です。
「上記」とは「上に記してあること」の意味を持ちます。
これは、横書き文書で使用されるものであり、前段で述べた内容を指し示す表現なのです。
また、「確認」は「確かめること」を意味します。
これは「確かに認める」という言葉が熟語になった形なのです。
ここでは「確認する」を過去形にして「確認した」に言い換えています。
さらに丁寧語の「ます」を使って「確認しました」に変化させているのです。
これらのことから、「上記の件確認しました」が、上に記載した内容について確かめたことを伝達する言葉であると分かるのです。
「上記の件確認しました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「上記の件確認しました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、上司からメールである確認依頼があったとします。
そして、あなたはすぐにその内容を確かめ終えたのでした。
このような場合には、「さきほど、上記の件確認しました」と述べるとよいでしょう。
これにより、文中で相手の指示を引用して、確かめ終えたことを伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「確認しました」の使い方に注意しましょう。
これは、「確かめました」などの類似表現で置き換え可能です。
また、「確認いたしました」のように謙譲語にする手段もあります。
なお、これは「上記の件を確認しました」や「上記を確認しました」とするほうが、適切な表現になります。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「上記の件確認しました」を使った例文
「上記の件確認しました」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を付け加えてアレンジしてもよいでしょう。
・『上記の件確認しました』
・『さきほど、上記の件確認しました』
・『問題なく、上記の件確認しました』
「上記の件確認しました」の類語と敬語での言いかえ
「上記の件確認しました」の類語と敬語を解説していきます。
「上記の件確認しました」の類似表現
「上記の件確認しました」の類似表現には、「前述の件確認しました」があります。
「上記」と「前述」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「上記の件確認しました」の敬語表現
「上記の件確認しました」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「上記の件確認いたしました」に言いかえできます。
まとめ
このように「上記の件確認しました」は、上に記載した内容について確かめたことを伝達する言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
