「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」とは? ビジネス用語【一語】

みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。

「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」とは?

「1日でも早く」は、とても急いでいる状況を表しています。

1年よりも半年、半年よりも1ヶ月、明日よりも今日というニュアンスが込められていると言えるでしょう。

「お役に立てるよう」は、「相手にとって有益な働きとなるように」という意味合いの言葉です。

「努力してまいります」は、「頑張って取り組んでいきます」という意味を謙譲表現で伝えた言い方です。

つまり、「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」は、「できるだけ早く相手にとって有益となる働きができるように頑張っていきます」という意味合いを、とても丁寧な言い方にした言葉です。

「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」の使い方や注意点

特に、新入社員や中途採用者などが、会社に対して、また上司や同僚に挨拶を述べる時に使われているのが、「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」です。

新入社員にとっての初めての挨拶であれば、とても緊張してしまい、何を伝えれば良いか分からなくなってしまう人も多いはず。

そんな場面では、「1日でも早く皆様のお役に立てるよう、精一杯努力してまいります」と少し言葉を工夫して伝えれば、ひとまず挨拶は上手くいくことでしょう。

また、この言葉を文書やメールなど文語として使う上での注意点としては、「1日」の表記を漢数字で「一日」とすべきことが挙げられます。

算用数字で「1日」とすると、カレンダー上の「ついたち」と区別がつけにくいからです。


「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」の言い換え

・『早く役に立てるように努めていきます』
・『お役に立てるよう、全力で取り組みます』
・『お役に立てるよう、最善を尽くします』
・『お役に立てるよう、精進してまいります』
・『お役に立つよう、全力を尽くします』
相手にとって役に立つ存在になれるよう努力すること。

そこから、少しずつ信頼を得て、実績を積み重ねていくことで、一人前として認められていくわけです。

いわば、「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」は決意表明とも言えます。

自分なりの言葉で伝えられると、なお良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「1日でも早くお役に立てるよう努力してまいります」は、相手の役に立ちたい、会社の一員として認められたいという気持ちの表れです。

また、現時点での自分の未熟さを知っているとも捉えられます。

謙虚な気持ちを言葉にも表現し、相手に正しく伝えたいものです。