「お二方ともおめでとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お二方ともおめでとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お二方ともおめでとうございます」について解説をします。

「お二方ともおめでとうございます」とは?意味

二人を祝福する言葉です。

「お二方」は二人を敬って言う語です。

「方」は数を表す語とともに使い、人を数える語です。

「お」をつけることで、丁寧な言い方になります。

「とも」は二人いるうちの一方だけを指しているのではなく、そのどちらもを指す意味です。

「おめでとう」は、祝うべき出来事があったときに用いるあいさつの言葉です。

「ございます」「ある」の意の丁寧語で、「おめでとう」につけることで丁寧になります。

「お二方ともおめでとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、二人に祝福するような事柄があったときに用います。

たとえば、結婚式です。

結婚式には必ず新郎と新婦、二人が出席をします。

この二人にとって結婚はめでたいことです。

そのめでたい事柄があった人に対して、この言葉を伝えます。

新郎や新婦の家族に対してお祝いを伝えるときには、「お二方とも」という言葉は用いません。

「お二方とも」を用いるのは、めでたい事柄のあった本人たちに対してです。

受賞もめでたい出来事です。

ある賞を二人が受賞したとします。

一人だけにお祝いの言葉を伝えるのは、お祝の言葉を伝えられなかった人に対して失礼です。

この場合は、二人ともにお祝いの言葉を伝えます。

めでたい事柄があった人が二人のときに用いる言葉で、それ以上の人数になったときには「お二方」とはいいません。

たとえば、受賞した人が三人であれば、「お二方とも」という言葉の代わりに、「みなさん」「お三方とも」などの言葉を用います。


「お二方ともおめでとうございます」を使った例文

・『このたびはお二方ともおめでとうございます』

「お二方ともおめでとうございます」の返答や返信例

祝福をしてくれているので、それに対してお礼を伝えます。

結婚式の当日に会場で伝えられたのであれば、式に出席してくれたことへもお礼を伝えます。

式に出席できなかった人が、メールや電話などでこの言葉を伝えてきたときならば、後日手紙を出すなどしてお礼を伝えるとよいでしょう。

受賞の際も祝福の言葉をかけてくれたことに対してお礼を伝えます。

賞をもらってどのような気持ちですかなど、質問をされることもあります。

何か尋ねられたならば、それに答えましょう。

まとめ

この言葉は、二人をお祝いする言葉です。

めでたいことがあった人が二人のときに用いるもので、それよりも少なかったり、多かったりするときには、「お二方とも」とはいいません。

また、めでたいことがあった本人たちに対して伝えるもので、関係者に伝えるものでもありません。