「おりましたら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「おりましたら」とは?
これは、誰かがいる場合を仮定した言葉です。
「おる」は「いる」と同じ意味を持ちます。
これを「おります」とすれば、丁寧語を組み合わせた表現になるのです。
なお、これは人物や動物の場合に使用できる形になっています。
対象が物の場合は「あります」という形になるのです。
なお、ここでは「たら」という仮定表現を使っています。
これは、何らかの場合を仮定するために使用される言葉なのです。
たとえば、「まだおりましたら呼んできてください」と言う使い方ができます。
これらのことから、この言葉が誰かがいる場合を仮定したものであると分かるのです。
「おりましたら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、客先に部下を残してきたとします。
しかし、その部下に急ぎで連絡したい事案が発生したのです。
そのため、再発防止に努める気持ちを伝えることにしたのです。
このようなケースで、「当社の者がまだおりましたら、電話するようにとお伝えください」と言うとよいでしょう。
これにより、部下がいる場合のことを、上手に仮定できるのです。
この言葉を使うときは、「おりましたら」の表現方法に注意するべきです。
これは「いましたら」に置き換えできます。
また、「いる場合は」や「いるようでしたら」などに置き換える方法もあるのです。
このように、同じような内容でも、敬語の使い方次第で印象の違うものになります。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「おりましたら」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『誰かおりましたら呼んできてください』
・『当社の者がおりましたら電話するようにと伝えてください』
・『部下の者がおりましたら直接ご用命ください』
「おりましたら」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「おりましたら」の類似表現
たとえば、「おりました場合は」が類似表現になります。
「おりましたら」と「おりました場合は」は、同じような意味で使えるのです。
「おりましたら」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「いましたら」に言い換えできます。
まとめ
このように、誰かがいる場合を仮定したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
