この記事では「お二方ともありがとうございました」について解説をします。
「お二方ともありがとうございました」とは?意味
二人が何かをしてくれたことへのお礼の言葉です。
「お二方」は、二人を敬って言う語です。
「方」という漢字は、人を数えるときに用います。
「お」をつけると、丁寧な言い方になります。
「も」は、同じような事柄が他にもある意を表します。
一人を指しているのではなく、二人を指しているので、「も」という表現にしています。
「ありがとうございました」は、お礼を伝える際に用いる語です。
「ございました」は「ございます」と「た」で構成されています。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「た」は動作や作用が過去に行われた意や、動作や作用が過去に行われた意を表します。
「お二方ともありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、二人が何かをしてくれたときに用います。
たとえば、結婚式です。
結婚式は、新郎と新婦、二人がいないと行うことができません。
このような、二人がかかわる事柄にこの言葉が使われます。
結婚式で二人が一緒に行う事柄の一つに、ケーキ入刀があります。
二人で作業をしてくれたので、この後にこのような言葉を使ってお礼を伝えます。
二人で講演会をしてくれた、二人で演奏をしてくれたなど、ある事柄に二人がかかわっていれば、この言葉を使うことができます。
三人や四人など、二人よりも多くの人がかかわっている場合は、この言葉は用いません。
「お二方とも」の部分をなくして、お礼の言葉だけを伝えたり、団体であれば「お二方とも」の部分を団体の名前に変えたりします。
「お二方ともありがとうございました」を使った例文
・『お二方ともありがとうございました。みなさん、写真は撮れましたでしょうか』
「お二方ともありがとうございました」の返答や返信例
集まりなどの場で、多くの人の前でこの言葉が伝えられているときには、返答はしません。
結婚式の場合だと、司会者がこの言葉をいうはずです。
お礼を伝えられたとしても、何かをした二人はそれに答える必要はありません。
この後にも会が進行するはずなので、司会者の指示に従います。
個人的に伝えられている場合は、何を行ってお礼を伝えられているかによって、返す言葉が変わります。
講演会や演奏会などをした場合は、「また呼んで欲しい」という気持ちを伝えてもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、二人で何かをしてくれたときに伝えるものです。
一人でも三人でもありません。
二人の場合にだけ用いるものです。
結婚式のような二人が関係する場面で用いられています。