この記事では「いつも楽しく拝読させていただいております」について解説をします。
「いつも楽しく拝読させていただいております」とは?意味
いつも楽しく読ませてもらっている、という意味です。
「いつも」は、常日頃、ふだんを意味します。
「楽しく」は、心が満ち足りた状態で愉快であることです。
楽しく感じているのは話し手です。
「拝読」は、読むことをその筆者を敬っていう謙譲語になります。
「させていただい」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めてある行動をする意を込めて、相手を敬う表現です。
「ております」は「ているの」の丁寧な言い方です。
「いつも楽しく拝読させていただいております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が書いている何かを、話し手がいつも読んでいることを伝える際に用います。
たとえば、聞き手がメールマガジンを書いている人だとします。
このメールマガジンを、いつも欠かさず話し手は読んでいます。
話し手は、聞き手に伝えたい事柄があり、メールをすることになりました。
その際、「私はあなたが書いているものを読んでいるものです」と伝える意味で、この言葉を用います。
あなたが書いているものを読んでいる、と伝えることで、こちらに興味を持ってもらえる可能性があります。
かたい内容の事柄を読んでいる場合には、「楽しく」という表現は適切ではありません。
書き手としては、楽しく読んでもらうよりも、まじめに読んで欲しいということもあるでしょう。
かたい文章の内容を読んでいるときには、「楽しく」を使わずに伝えるとよいかもしれません。
「させていただい」の部分は「いたし」とすることもできます。
「いつも楽しく拝読させていただいております」を使った例文
・『いつも楽しく拝読させていただいております。先日の○○も拝読いたしました』
「いつも楽しく拝読させていただいております」の返答や返信例
普段から自分が書いたものを読んでくれているのは、ありがたいことです。
読者がいるからこそ、自分が伝えたい事柄を文章を通して知ってもらうことができます。
読んでくれている人に対しては、お礼を伝えるとよいでしょう。
この言葉の後には、用件が伝えられるはずです。
それに対して返答をします。
以前に書いた事柄に関しての質問をもらうこともあります。
これまで個人的な付き合いがなかった人に返事を出しにくいと思いますが、できるだけ質問に答えるようにします。
まとめ
この言葉は、普段から何かを読んでいるときに、それを書いている人に伝えるものです。
こういった言葉を伝えることで、聞き手に親近感を持ってもらえることが期待できます。
