この記事では、「留意して取り組んでおりました」の意味を分かりやすく説明していきます。
「留意して取り組んでおりました」とは?意味
「留意して取り組んでおりました」は、社外の人に対し、社内である事柄に意識を向けて一生懸命活動していたことを伝える丁寧な表現です。
「留意」は「りゅうい」と読み「あるものごとに心をとどめて、気をつけること」という意味、「取り組む」は「全力で事にあたる」という意味、「おりました」は動詞「いる」の丁寧語「おる」の連用形に丁寧語「ます」の過去形「ました」が付いた語です。
その時の状況や結果などにより意味が変わってきますが、ある努力を続けていたという事実を伝える表現です。
目上の人や社外の人に使っても問題ありません。
「留意して取り組んでおりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「留意して取り組んでおりました」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、今まで集中して行って来たことが実を結び、大きな結果を出した時です。
2つ目は、今まで集中して行って来たものの、失敗したり逆の結果になった時です。
3つ目は、年末・年始などの挨拶文のひとつとしてです。
相手にアピールする表現ですので、どの様なことに対して、何をしてきたのかを明確に伝えることと、その結果どうなったのかをきちんと伝えることが大切です。
「留意して取り組んでおりました」の言葉の使い方や使われ方
「留意して取り組んでおりました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『常にお客様のご要望にお応えすることに留意して取り組んでおりました』
・『生産工程における衛生面には存分に留意して取り組んでおりました』
・『感染症対策について十分に留意して取り組んでおりました』
「留意して取り組んでおりました」の類語や言いかえ
「留意して取り組んでおりました」の類語や言いかえは以下の通りです。
「常に意識を持って取り組んでおりました」
「意識」は「ものごとを認めて気に掛けること」という意味で、「持つ」を使うことで「留意」と同じ意味になります。
「常に注意を払って取り組んでおりました」
「注意を払う」は「常にそのことを気にする」という意味で、悪いことが起きない様に気を配ることを表します。
「留意して取り組んでおりました」の英語表現
「留意して取り組んでおりました」の英語表現は以下の通りです。
“We constantly paid attention to (doing)~”
「~することを常に気に留めていました」になります。
「doing」を使うことで「取り組んでいたこと」を表します。
まとめ
今回は「留意して取り組んでおりました」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。