「本日より入社いたしました○○といいます」を解説します。
入社後につかえる表現を学びましょう。
「本日より入社いたしました○○といいます」とは?
「本日より入社いたしました○○といいます」は自己紹介をおこなうときにつかいます。
入社初日に会社の方に、こちらの顔と名前を覚えてもらうためにおこないます。
空欄には、自分の名前をいれます。
そのため鈴木さんであれば「本日より入社いたしました鈴木太郎といいます」になります。
苗字のみでも問題ありませんが、同姓のスタッフがいることも想定してフルネームで伝えた方が親切です。
大勢の方が見ているのでとても緊張しますが、奥のデスクの方にも伝わるように、大きくハキハキとした声を意識しておきましょう。
「本日より入社いたしました○○といいます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「本日より入社いたしました○○といいます」は社内の自己紹介で用います。
新卒または中途採用、どちらにも使えるオールマイティな表現になります。
また「本日より入社いたしました」と前置きしているため、この言葉が引用できるのは入社初日のみです。
入社の翌日や後日におこなわれる歓迎会では場違いになるので、注意しておきましょう。
また朝であれば「おはようございます」など簡単な挨拶文をはさみます。
初めてのスピーチはとても緊張しますが、とにかく笑顔は忘れないこと。
多くの方は言葉の言い間違えよりも、雰囲気や人柄をチェックしています。
ゆっくり落ちついて、挨拶をおこなってみてください。
「本日より入社いたしました○○といいます」を使った例文
・『おはようございます。本日より入社いたしました○○といいます』
・『本日より入社いたしました○○といいます。どうぞよろしくお願いします』
・『本日より入社いたしました○○といいます。お役に立てるように励みます』
「本日より入社いたしました○○といいます」の類語や敬語での言いかえ
「本日より入社いたしました○○といいます」を社外の方に伝えたいときは「本日より入社いたしました○○でございます」と語尾を丁寧に改めていきます。
別の表現として「本日より入社いたしました○○と申します」もあります。
「本日より入社いたしました○○といいます」の類似表現
ややかたい職場であれば「本日付けで入社いたしました○○と申します」もつかえます。
本日付けという改まった言葉が加わることで、よりフォーマル感が増していきます。
こちらもあわせて、覚えておきましょう。
「本日より入社いたしました○○といいます」の敬語表現
「といいます」の敬語表現は「と申します」です。
「申します」は「言う」の謙譲語にあたります。
敬意をあらわすニュアンスがあるので、上司や取引先にはこちらの言葉を使っておくと安心です。
「本日より入社いたしました○○といいます」の返答や返信例
新入社員の方から自己紹介してもらったら、こちらの名前もお伝えしておきましょう。
「○○課の○○といいます。
もし分からないことがあれば、何でも質問してください」が基本の形になります。
まとめ
「本日より入社いたしました○○といいます」の意味と使い方を確認しました。
入社日の自己挨拶文として使います。
笑顔を忘れずに、ハキハキと伝えていきましょう。