この記事では「入社させていただきありがとうございます」という言葉について説明していきます。
「入社させていただきありがとうございます」とは?
入社式での挨拶の言葉として使う、または手紙の挨拶として使う、入社して面接官の人に初対面したときに使う言葉でややシチュエーションが限定されており、入社1年後では本人の意志で使うケースは非常に少なくなり、上司との面談などで感謝を伝えるという使い方が挙げられますが、必ずしも使うとは言い難いでしょう。
なお、退職する際の挨拶では「入社させていただきありがとうございました」という言葉を挨拶に使うこともありえます。
「入社させていただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉を使うのは新入社員という状況で慣れがないシチュエーションが最も多くありますが、出向の社員、他社の幹部の人などに使う言葉ではなく、使う相手を間違えないということは必要でしょう。
あまり頻繁に使う言葉ではありませんが、入社した人の親がお礼状として使うというケースもあります。
「入社させていただきありがとうございます」を使った例文
・『この度は私を入社させていただきありがとうございます。』
挨拶での使用ケースではありますが、挨拶が使用の大半ではあります。
・『3年働いて見て、実に自分にあっている会社であると感じました。入社させていただきありがとうございます。』
一定年数働いて面談、あるいは上層部との会話になったケースでの使用例です。
・『(会社向けの時候の挨拶) 我が子を入社させていただきありがとうございます』
入社した人の親が手紙で使うケースです。
挨拶のため最初の方でまず使います。
「入社させていただきありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ
強調した「入社させていただき、誠にありがとうございます」「入社させていただき、心からありがとうございます」などがあり、「入社させていただき感謝しております」というような後半を変えて意図が同じ類語もあります。
「入社させていただきありがとうございます」の類似表現
学校で使う場合の「入学させていただきありがとうございます」事務所に勤務する場合の「入所させていただきありがとうございます」なども類語と言えるでしょう。
入団も含みます。
「入社させていただきありがとうございます」の敬語表現
もともと敬語ですが「入社させていただき誠にありがとうございます」という強調がより丁寧にしたものと言えます。
「入社させていただき誠にありがたく存じます」は明らかに丁寧にした言葉ですがかしこまりすぎる面もあります。
「入社させていただきありがとうございます」の返答や返信例
これからも頑張ってほしいという意図の言葉をかけると良いでしょう。
まとめ
「入社させていただきありがとうございます」という言葉は会社に所属している間であれば使えるものの、ややシチュエーションは限定的です。
挨拶の意図も強い言葉ではあります。