「ご縁を繋いでいただき」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「ご縁を繋いでいただき」とは?
はじめに「ご縁を繋いでいただき」の意味を解説していきます。
「縁」とは「関係がある、関連がある」との意味を持つ言葉です。
これに「ご」を付けて「ご縁」とすることで、敬語表現になっています。
また「繋ぐ」は「はなれているものを結びつける」との意味があります。
これらのことから「関係を接続してくれて」という意味を、丁寧に表現したのが「ご縁を繋いでいただき」であると言えるのです。
「ご縁を繋いでいただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ご縁を繋いでいただき」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、ある取引先から新しい顧客を紹介されました。
その結果、新しい顧客との新規契約が成約したのです。
このような場合には、あなたが紹介してくれた人に対して「ご縁を繋いでいただき、誠にありがとうございました」と伝えるとよいでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、使う相手です。
紹介してくれた人に対しては使用できます。
しかし、紹介された相手に対しては使用できないのです。
なぜなら「ご縁を繋いだ」当事者ではないからです。
「ご縁を繋いでいただき」を使った例文
ここでは「ご縁を繋いでいただき」を使った例文を挙げていきます。
例文のように「いただき」に続く言葉は、自分の感想を述べるとよいでしょう。
基本的には感謝の言葉などのポジティブな表現で締めるのが、一般的な使い方と言えます。
・『ご縁を繋いでいただき、大変助かりました』
・『ご縁を繋いでいただき、誠に感謝いたします』
・『ご縁を繋いでいただき、非常に喜んでいます』
「ご縁を繋いでいただき」の類語や敬語での言いかえ
それでは「ご縁を繋いでいただき」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「ご縁を繋いでいただき」の類似表現
まず「ご縁を繋いでいただき」の類似表現について解説します。
「ご縁を」は「関係を」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「ご縁を繋いでいただき」の敬語表現
つぎに「ご縁を繋いでいただき」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「ご縁を繋いでくださいまして」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「ご縁を繋いでいただき」という表現は、誰かを紹介してくれた場合に、紹介してくれた誰かに対して述べる言葉です。
人間関係の拡大は、ビジネスの広がりにつながるため、上手に使っていきたい言葉でもあります。