この記事では「私が担当いたします」について解説をします。
「私が担当いたします」とは?意味
私が受け持ちます、という意味です。
ある一定の事柄を引き受ける気持ちを表しています。
「担当」には、受け持つことという意味があります。
自分の仕事として、その物事を責任もって引き受けることです。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。
「いたします」の形で使われることが多くあります。
「ます」は敬意を表します。
「私が担当いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、自分が担当すると申し出るときに用います。
たとえば、Aという仕事があるとします。
この仕事を誰が責任もって引き受けるのか話し合っているところです。
この話し合いには3人の人が参加をしています。
どの人もAを引き受けるのに適任と思われます。
しかし、誰も引き受けようとしません。
そこで、ある1人が自分から「それを引き受けます」と申し出ました。
その「引き受けます」ということを「私が担当いたします」で伝えることができます。
「自分が担当者です」と自己紹介するときにも用います。
サービスを受けるために、ある店にお客さまがやってきました。
この店では担当制を採用しており、1人のお客さまをずっと同じスタッフが受け持ちます。
お客さまを受け持つ人が決まり、自己紹介をすることになりました。
その自己紹介の際に「あなたの担当は私です」という意味でこの言葉を述べます。
自己紹介の場合は、この後に自分の名前を伝えます。
同じ人がずっと受け持ってくれていれば、この人が担当だとわかります。
しかし、「担当者です」と伝えないよりも、最初に自己紹介をした方が、相手との関係を良好に保つことにつながります。
「私が担当いたします」を使った例文
・『私が担当いたします〇〇と申します』
「私が担当いたします」の返答や返信例
役割や仕事を誰が引き受けるのか話し合っている場で、この言葉を伝えられたとします。
その場合、申し出た人が適任だと思われるなら、担当をしてもらいます。
その役割や仕事にふさわしい人物であるかをよく考えて、担当する人を選びましょう。
仕方がなくやってもらうよりも、適任だと思われる人にやってもらった方が、よい仕事をしてくれることが期待できます。
自己紹介の際に伝えられたときには、「よろしく」の意を伝えるとよいでしょう。
これから担当をしてくれます。
まとめ
この言葉は、自分が担当をすると申し出るときや、自分が担当者であると自己紹介をするときに用います。
どのような場合でも、担当をしたからには責任をもって物事に取り組みましょう。