「早速に活かしてまいります」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「早速に活かしてまいります」とは?
「早速に活かしてまいります」は、すぐに活用していくつもりであることを表現した言葉です。
「早速に」とは「すぐに」や「この後すぐに」との意味を持ちます。
「早速」という単語は、「早い」と「速い」で構成されているのです。
また、「活かす」とは、「物事の特性を発揮するように用いる」ことを意味します。
ここでは「活かしてまいります」という敬語表現の形にしているのです。
なお、「活かしてまいります」は「活かしていく」を敬語にしたものです。
ここでは謙譲語と丁寧語を用いた表現にしています。
そして「活かしていく」という表現は、将来に向けて「活かす」という行為を継続していくような意味で使用できるのです。
これらのことから、「早速に活かしてまいります」が、すぐに活用していくつもりであることを表現した言葉であると分かるのです。
「早速に活かしてまいります」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「早速に活かしてまいります」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるセミナーを受講したとします。
そこでは、沢山の知識を学ぶ事ができたのでした。
このような場合には、「本日学んだ知識については、早速に活かしてまいります」と述べるとよいでしょう。
これにより、すぐに活用していくつもりであることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「活かしてまいります」の使い方に注意しましょう。
これは「活かしていきます」と置き換える事が可能です。
この場合は、謙譲語の意味が除外された使い方になるのです。
このように、敬語の使い方次第で印象の違う表現にできます。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「早速に活かしてまいります」を使った例文
「早速に活かしてまいります」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に説明を加えると、自然で分かりやすい表現にできるのです。
・『この知識を、早速に活かしてまいります』
・『いただいた情報を、早速に活かしてまいります』
・『納品いただいた品物を、早速に活かしてまいります』
「早速に活かしてまいります」の類語と敬語での言いかえ
「早速に活かしてまいります」の類語と敬語を解説していきます。
「早速に活かしてまいります」の類似表現
「早速に活かしてまいります」の類似表現には、「すぐに活かしてまいります」があります。
「早速に」と「すぐに」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「早速に活かしてまいります」の敬語表現
「早速に活かしてまいります」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「早速に活かしていきます」に言いかえできます。
まとめ
このように「早速に活かしてまいります」は、すぐに活用していくつもりであることを表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。