この記事では「わからないことばかりで」について解説をします。
「わからないことばかりで」とは?意味
知らないことが多くて、といった意味です。
「わからない」は、理解できない、判明しない、精通していないなどの意味を持っています。
「わかる」を「ない」で打ち消した言葉です。
「こと」は、出来事、事柄という意味です。
「ばかり」は、おおよその程度を表したり、強調をしたりする語になります。
強調の意味では、「この時だとばかりに」のような使い方をします。
「わからないことばかりで」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手がわからないことが多く、他人に迷惑をかけてしまうときに用います。
イベントを開催することになったとします。
このイベントは毎年開催されており、毎年同じ人が準備の担当をしています。
今年からは、Aさんも加わることになりました。
他の人たちは何度も作業を行っているので、準備の段取りがわかっています。
しかし、Aさんははじめてなので、何をやったらいいのかわからないことが多くあります。
そのため、迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
このことをAさんは申し訳なく思っています。
この気持ちを伝える際にこの言葉を用います。
「ばかりで」の後には、「迷惑をかけるかもしれない」「すまない」などの意味の言葉が続きます。
自己紹介の際にも用います。
入社したばかりの人、異動したばかりの人は、その部署などで何をしたらいいのか、わからないことが多くあります。
そのため、他の人に教えてもらったり、迷惑をかけたりすることがあるでしょう。
こういったことがある場合、自己紹介の際に「わからないことが多いので、教えてください」「わからないことが多くて迷惑をかけるかもしれないけれど、よろしくお願いします」といった意味を込めて、この言葉を使用します。
「わからないことばかりで」を使った例文
・『わからないことばかりでご迷惑をおかけすると思いますが、ご指導のほどお願いいたします』
「わからないことばかりで」の返答や返信例
「迷惑をかけるかもしれない」という意味の言葉が続いた場合は、気にする必要はないと伝えるとよいでしょう。
こういった言葉をかけることで、相手の気持ちが軽くなると期待できます。
「教えてください」と伝えられたなら、自分が知っていることを教えてあげましょう。
教えるには手間がかかりますが、教えることで相手が成長をし、仕事の効率がよくなると期待できます。
まとめ
この言葉は、話し手にわからないことが多いときに用います。
迷惑をかけるかもしれないという気持ちや、教えて欲しいとお願いしたい気持ちを伝える際に用いる場合が多いです。