この記事では、「ご期待にお応えする所存でございます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ご期待にお応えする所存でございます」とは?意味
「ご期待にお応えする所存でございます」は、相手から大きな仕事や役割などを任せられた時に、頑張ることを伝える丁寧な表現です。
「期待に応える」は「相手の望む通りの結果を出すこと」という意味、「所存でございます」は「そのようにするつもりです」という意味です。
丁寧な表現ですが、やや自信過剰に聞こえます。
まだ結果が出ていない場合は、もう少しへりくだって「ご期待に応えられるよう尽力いたします」に言い換えましょう。
「よう」は希望・願望の意味、「尽力」は「努力すること」という意味、「いたします」は動詞「する」の謙譲語「いたす」の丁寧語です。
「努力します」は幼稚に聞こえますので、目上の人に使う時にはこちらの表現の方がしっかりとした意思を伝えます。
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」が使われるのは以下のシーンです。
1つ目は、責任のある仕事を任された時です。
2つ目は、入社時の挨拶の言葉としてです。
3つ目は、目上の人から頼まれごとをした時です。
あまり簡単なことに使うと大げさに聞こえますので、通常達成するのが困難なことに使いましょう。
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」の言葉の使い方や使われ方
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『結果を出してご期待に応えられるよう尽力いたします』
・『1日も早くご期待に応えられるよう尽力いたします』
・『ご指名いただきありがとうございます、ご期待に応えられるよう尽力いたします』
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」の類語や言いかえ
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」の類語や言いかえは以下の通りです。
「ご期待に応えられるよう精進いたします」
「精進」は「一つのことに精神を集中して励むこと」という意味で、「尽力する」と同じ意味です。
「ご期待に応えるべく尽力いたします」
「べく」は助動詞「べし」の連用形で可能の意を表し、「期待に応えられるとして」になります。
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」の英語表現
「ご期待に応えられるよう尽力いたします」の英語表現は以下の通りです。
“I won’t let you down”
「あなたをがっかりさせません」という意味です。
「精一杯努力します」という意味を含み、海外でよく使われます。
まとめ
今回は「ご期待に応えられるよう尽力いたします」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。