「ご協力ありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご協力ありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご協力ありがとうございます」について解説をします。

「ご協力ありがとうございます」とは?意味

力をあわせて物事を行ってくれたことへの感謝の言葉です。

「ご協力」「協力」を敬意を表す言い方にしたものです。

「協力」には、一緒に物事を行うこと、力をあわせて事をすること、という意味があります。

「ご」をつけることで、その行為をする人、この場合は協力をしてくれた人に対して敬意を表す言い方になります。

「ありがとう」は、感謝していることを伝えるものです。

「ございます」「ある」の意の丁寧語です。

「ご協力ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、協力をしてくれた人たちにお礼を伝えるときに用います。

ある企業が、地域住民と清掃活動をすることになったとします。

この取り組みは、地域をきれいに保つことと、企業と地域住民の交流を目的にしています。

ただきれいにするだけなら、企業の人たちだけで清掃活動をすればよいです。

しかし、地域住民との交流も目的としているので、地域の人たちが一緒になって行動をしてくれないと、目的を達成できません。

地域の人たちは一緒になってこの取り組みをしてくれました。

協力をしてくれたのです。

地域住民の力があったからこそできたことです。

このことへの感謝の気持ちを企業側から伝えるときに、このような言葉を用います。

この例の場合だと、一緒に物事を行ってくれたのは複数人ですが、一人が協力してくれた場合もこの言葉を使うことができます。

協力してくれた人数に関係なく使えるものです。

「ありがとう」「ございます」をつけない場合は、親しい人に対する言い方になります。

この場合は力をあわせることを敬意を表す表現にしているので、「ありがとう」「ございます」をつけて丁寧にします。


「ご協力ありがとうございます」を使った例文

・『いつもご協力ありがとうございます』

「ご協力ありがとうございます」の返答や返信例

「どういたしまして」の気持ちを伝えるとよいでしょう。

「いえいえ」「たいしたことはありません」「また協力します」などの返事の仕方もあります。

何を行ったのかによって、返す言葉を考えてみてください。

複数人が協力をした場合は、複数の人たちに対して述べています。

その場合は返事をする必要はありません。

相手は返事を求めていないので、何も返さなくても失礼にはなりません。

まとめ

この言葉は、力をあわせて物事を行ってくれた人に対して、お礼を伝えるものです。

他の人たちの力があったからこそ、物事ができました。

そのことに対してお礼を伝えることが望ましいです。