「こちらにお越しいただけますか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「こちらにお越しいただけますか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「こちらにお越しいただけますか」の意味を分かりやすく説明していきます。

「こちらにお越しいただけますか」とは?意味

「こちらにお越しいただけますか」は、目上の人に対し、何らかの理由により自分達のところまで来て欲しいとお願いする丁寧な表現です。

「お越し」「行くこと」「来ること」の尊敬語、「いただけますか」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形「いただけ」に丁寧語「ます」、疑問の終助詞「か」を付けた語です。

丁寧な表現ですが、目上の人や取引先の人を呼びつける場合はより丁寧な表現の「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」に言い換えましょう。

「まことに恐縮ですが」は申し訳ないと思うクッション言葉、「弊社」「自分達の会社」「願えますか」「お願いできるか」という意味です。

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、会議や打ち合わせ、面接などで相手に自社まで来てもらう場合です。

2つ目は、その場でしかできない手続きや物の受け渡しがある場合です。

3つ目は、移動の際の集合場所になっている場合です。

相手にわざわざ来てもらうので、誠意を込めてお願いすることが大切です。


「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」の言葉の使い方や使われ方

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『本社にての面接になりますので、まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか』
・『弊社にて合同会議が開かれますので、まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか』
・『当日は弊社より送迎車がでますので、まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか』

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」の類語や言いかえ

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」の類語や言いかえは以下の通りです。

「まことに恐縮ですが、弊社までおいでいただけますか」

「おいで」「お」は尊敬語の接頭辞、「いで」「出でる」の連用形で「来る」の尊敬語です。

「まことに恐縮ですが、弊社までいらしていただけますか」

「いらして」「いらっしゃって」を省略した言葉で、「居る」「在る」「来る」「行く」の尊敬語です。

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」の英語表現

「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」の英語表現は以下の通りです。

“I was wondering if you could come to our office”

「弊社まで来ていただければと思っています」になります。

これだけでフォーマルな表現になりますので、クッション言葉は必要ありません。

まとめ

今回は「まことに恐縮ですが、弊社までお越し願えますか」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。