この記事では「くわしい状況をお聞かせください」について解説をします。
「くわしい状況をお聞かせください」とは?意味
細かいところまで教えてください、といった意味です。
「くわしい」には、細かいところまで調査や注意が行き渡っていること、という意味があります。
「状況」は、変わってゆく物事の、そのときそのときのありさまをいいます。
「お聞かせ」は「聞かせる」に「お」をつけて、相手を敬う言い方にしたものです。
「聞かせる」は聞くようにさせるという意味で、話を情報として受け入れさせる、耳にとめさせる、という意味になります。
「ください」は、相手に何かを要望・懇願する意を表します。
「くわしい状況をお聞かせください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、細部にわたって状況を知りたいときに述べるものです。
状況を知る必要がある場合には、「ください」という表現を用います。
しかし、場合によっては命令をしているようで、相手を不快にさせることがあります。
他に「お聞かせくださいますか」と問いかけの形もあります。
問いかけの形にすると、「それをするのもしないのも、あなたが決めることができます」というニュアンスになります。
強制しているような印象が和らぐのです。
しかし、聞かせてくれても聞かせてくれなくてもよいと、受け取られる可能性があります。
そのため、詳しい情報を知ることができない可能性があります。
「~くださると幸いです」という言い方もあります。
これも強制しているようには感じられにくいです。
しかし、詳しい情報を教えてくれるとは限りません。
何かをして欲しいときには、はっきりと伝えた方がよいでしょう。
「くわしい状況をお聞かせください」を使った例文
・『〇〇についてのくわしい状況をお聞かせください』
「くわしい状況をお聞かせください」の返答や返信例
細部まで状況を知りたいようなので、知っていることを教えます。
たとえば、水道のトラブルがあったとします。
トラブルを解決するためには、今どのような状況なのか、詳しいことを伝える必要があります。
詳しいことがわからないと、具体的な対処方法がわかりません。
そのため、この言葉を伝えられた側は、詳細な事柄を伝えます。
具体的に伝えることで、相手が理解できます。
どうしても伝えられない場合は、「申し訳ありません」など一言添えて、教えられないということを伝えます。
まとめ
この言葉は、詳しい状況を知りたいときに述べるものです。
細かな点まで教えて欲しいときに伝えます。
問題を対処する場合であれば、詳しいことを知っている必要があるので、状況を把握しておきましょう。