この記事では「貴社のホームページを拝見させていただき」について解説をします。
「貴社のホームページを拝見させていただき」とは?意味
あなたの会社のホームページを見て、という意味です。
「貴社」は、相手を敬って、その属する会社などをいう語です。
この場合は、聞き手が所属する会社を敬っていっています。
「拝見」は見ることをへりくだっていう語です。
見るという行為をしたのは話し手です。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めて行動する意を込めて、相手を敬う言い方になります。
「貴社のホームページを拝見させていただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、就職の面接の際に使われることが多いです。
面接の際には、その企業を知ったきっかけや、応募しようと思った動機などを聞かれることがあります。
その質問に対して、ホームページを見て知った、ホームページに書いてあることに興味を持った、という場合にこのような言葉を用います。
また、ある企業に興味を持ったときにも、このような言葉を用いることがあります。
ホームページを見て、その企業の取り組みに共感し、一緒に仕事をしたいと思ったとします。
その際に、いきなり「一緒に仕事をしましょう」と伝えては、なぜこの会社を知ったのかなど相手は疑問に思います。
そのため、まずは知ったきっかけなどを伝えます。
知ったきっかけがホームページを見たことであれば、このような言葉を伝えます。
「させていただき」は許可を得るときに用いる語です。
ホームページを見ることに許可を得る必要はないので、この場合は「拝見し」とすることができます。
「貴社のホームページを拝見させていただき」を使った例文
・『貴社のホームページを拝見させていただき、ご連絡いたしました』
「貴社のホームページを拝見させていただき」の返答や返信例
どのような場面なのか、この後にどのような言葉が続くのかによって、返す言葉が変わります。
面接の場合は、この後に続く相手の話を聞き、その内容に対してさらに質問をしたり、別の話題に移ったりします。
ホームページを見て連絡をしたという場合は、何か用件を伝えられるはずです。
その用件を聞いて適切な行動をとります。
たとえば、一緒に仕事をしたいから直接会えますか、という場合は、日程を調整して会う日を決めるなどします。
まとめ
この言葉は、聞き手が属する会社のホームページを見たという意味です。
ホームページを見て知った、ホームページを見て興味を持った、といったことを伝える際に用います。
「させていただき」は、相手に許しを求めるときに用いるものなので、その事柄に許しが必要なのかを考えて用いましょう。