「運びになりました」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「運びになりました」とは?
「運びになりました」は、経緯などを踏まえて結果を述べる場合に使用できる言葉です。
たとえば、「慎重な議論を重ねた結果、今回は中止の運びになりました」のように使用できます。
つまり、「運びになりました」は、「決定しました」に近いニュアンスの言葉になるのです。
ただし、ただの「決定しました」ではありません。
ここには何らかの経緯を含むようなニュアンスがあるのです。
何らかの経緯を経て何かの結果に至った様子を、「運びとなりました」という言葉で言い表す事ができるのです。
「運びになりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「運びになりました」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある方針に関して議論していたとします。
何度も議論してきた結果として、最終的な結論に至ったのでした。
このような場合には、「何度も議論を重ねた結果、最終決定の運びになりました」と述べるとよいでしょう。
これにより、経緯を経て結果にいたった様子を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「運びになりました」の使い方に注意しましょう。
これは、「運びとなりました」のように「と」を使用する表現も一般的です。
また、「いたりました」のように、同じようなニュアンスで使用できる言葉も存在します。
文脈に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「運びになりました」を使った例文
「運びになりました」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に説明などを加える事で、自然で分かりやすい文章を作成できるのです。
・『議論の結果、このような運びになりました』
・『検討を重ねてきましたが、中止する運びになりました』
・『長いこと懸案となっていましたが、この度最終決定の運びになりました』
「運びになりました」の類語と敬語での言いかえ
それでは「運びになりました」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「運びになりました」の類似表現
「運びになりました」の類似表現には、「運びとなりました」があります。
「運びに」と「運びと」は同じ使い方ができる類似表現なのです。
「運びになりました」の敬語表現
「運びになりました」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「運びになったのです」のように言いかえできます。
まとめ
このように「運びになりました」は、経緯などを踏まえて結果を述べる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。