「振り込み致します」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「振り込み致します」とは?
「振り込み致します」は、「振り込みする」を意味します。
「振り込み」とは「振り込む」という動詞が活用されたもので、名詞のように使用できます。
つまり、「振り込みする」と「振り込む」は同じ意味だと言えるのです。
ここでは、「振り込みする」に「致します」を付与することで、「振り込み致します」にしています。
「致します」は、「致す」と「ます」が組み合わさった言葉です。
「致す」は「する」の謙譲語であり、「ます」は丁寧語の語尾です。
このように謙譲語と丁寧語を使用していることから、振り込みする相手に敬意を示していることが分かるのです。
「振り込み致します」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「振り込み致します」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが発注先から納品を受けました。
検品の結果、納品物に問題はありませんでした。
そのため、契約に従い相手の口座に報酬を支払うことにしたのです。
このような場合には、「納品物のチェックが完了したので、本日中には振り込み致します」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手への敬意を含む表現で、振り込みすることを伝達できるのです。
この言葉を使用する場合、「致します」の使い方に注意しましょう。
この言葉は「いたします」と仮名表記することのほうが多いと言えます。
現代ではメールで連絡が多いため、文語表現的な言葉は好まれない傾向にあるのです。
どちらを使用しても問題ありませんが、そのような風潮があることをおぼえておくとよいでしょう。
「振り込み致します」を使った例文
「振り込み致します」を使った例文を挙げます。
そのままでも使用でいる言葉ですが、例文のように、多少言葉を加えてアレンジしてみるのもよいでしょう。
・『さっそく振り込み致します』
・『指定口座に振り込み致します』
・『本日中には振り込み致します』
「振り込み致します」の類語と敬語での言いかえ
「振り込み致します」の類語と敬語を解説していきます。
「振り込み致します」の類似表現
「振り込み致します」の類似表現には、「振り込ませて頂きます」があります。
これは少し冗長な表現ですが、同じような意味で使用できる言葉だと言えます。
「振り込み致します」の敬語表現
「振り込み致します」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「振り込みするように致します」に言いかえできます。
まとめ
このように「振り込み致します」は、相手に振り込む場合に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
