「社内で確認したところ」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「社内で確認したところ」とは?
「社内で確認したところ」は、会社の中で確かめた結果などを伝える場面で使用できます。
「社内」は「会社の内側のこと」を示します。
つまり自社の内部のことを「社内」という言葉で表現しているのです。
また、「確認」は「確かめること」を意味します。
これは名詞のため「確認する」のように動詞とセットで使用できるのです。
ここでは「する」を過去形にして「確認した」と表現しています。
さらに「～したところ」とは、何らかの行為の結果を述べる場合に使用できます。
つまり、「確認した結果」のような意味で、「確認したところ」という言葉を使用しているのです。
「社内で確認したところ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「社内で確認したところ」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、顧客から製品に関する問い合わせを受けたとします。
しかし、会社の中で確かめたものの、相手が求めるような製品は存在しなかったのです。
このような場合には、「社内で確認したところ、ご期待に応えられる製品はありませんでした」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分の会社の中で確かめた結果であることを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「確認したところ」の使い方に注意しましょう。
これは「確認しましたところ」で丁寧語の表現にできます。
また、「確認いたしたところ」のように、謙譲語の表現にする事もできるのです。
このように、敬語の使い方次第で印象の違う表現にできます。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「社内で確認したところ」を使った例文
「社内で確認したところ」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた結果の部分を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『社内で確認したところ、該当する製品はございませんでした』
・『社内で確認したところ、適切な人物が見つかりました』
・『社内で確認したところ、ご希望通りの対応が可能です』
「社内で確認したところ」の類語と敬語での言いかえ
それでは「社内で確認したところ」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「社内で確認したところ」の類似表現
「社内で確認したところ」の類似表現には、「社内で確かめたところ」があります。
「確認した」と「確かめた」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「社内で確認したところ」の敬語表現
「社内で確認したところ」を、敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「社内で確認いたしたところ」のように言いかえできます。
まとめ
このように「社内で確認したところ」は、会社の中で確かめた結果などを伝える場面で使用できます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
