この記事では、「おしえてあげる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「教えてあげる」とは?意味
「教えてあげる」は、相手に対し自分の知っていることを伝えることを表します。
特に敬語表現ではなく、口語として使われます。
「あげる」は「やる」の敬語ですが、相手に恩恵を与える意味であり、基本的に自分と同等、または目下の相手に対して使う表現です。
ビジネスで目上の人や社外の人に使う場合には「お教えいたします」に言い換えましょう。
「教える」の敬語表現は「お教えする」です。
「お」を付けるのは不自然に思う人もいますが、正しい敬語です。
「いたします」は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語の助動詞「ます」が付いた言葉です。
「お教えいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「お教えいたします」が使われるのは以下のシーンです。
1つ目は、自分の知識やスキルを、相手の身につけさせるべく指導する時で、パソコンの使い方などのことです。
2つ目は、自分が知っている情報を相手に伝える時で、相手の連絡先や概要などのことです。
3つ目は、道理を説くことで、宗教や自己啓発など時間をかけて教え導くことです。
相手に対して上から目線にならない様に、謙譲語をうまく使うことが大切です。
また、「もしよろしければ」などクッション言葉を使うのも良いでしょう。
「お教えいたします」の言葉の使い方や使われ方
「お教えいたします」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『よろしければお店の電話番号をお教えいたします』
・『電話にて機械の操作方法をお教えいたします』
・『門外不出の秘技をお教えいたします』
「お教えいたします」の類語や言いかえ
「お教えいたします」の類語や言いかえは以下の通りです。
「ご案内いたします」
「ご」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「案内」は「事情やようすなどを知らせること」という意味、住所や連絡先などを伝える時に使われます。
「ご説明いたします」
「ご」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「説明」は「ある事柄がよくわかるように述べること」という意味、資料や取扱説明書などの内容について詳しく述べる時に使われます。
「お教えいたします」の英語表現
「お教えいたします」の英語表現は以下の通りです。
“I’m pleased to teach you～”
「～を喜んでお教えします」になります。
本来ならばストレートに「I’ll teach you～」ですが、より相手を敬う時に「be pleased to」を使うこともあります。
まとめ
今回は「お教えいたします」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。
