「従事してきました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「従事してきました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「従事してきました」について解説をします。

「従事してきました」とは?意味

その仕事だけに携わってきました、といった意味です。

「従事」には、ある一つの仕事に携わることという意味があります。

「研究に従事する」のような使い方をするものです。

あれもこれもといろいろな分野の仕事をすることではなく、ある仕事だけを集中して行うことをいいます。

「してきました」「し」「する」のことで、動作や行為を行う、ある役割を行うという意味です。

「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了の意を表す「た」で構成されています。

これまである仕事を行ってきたということです。

「従事してきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、自己紹介をするときに使うことが多いです。

「してまいりました」とすると、さらに丁寧です。

転職をする人のことで説明をします。

就職の面接の際には、経歴を尋ねられることがあります。

面接では、自分のよいところを知ってもらうことが大切です。

これまでどのような仕事をしてきたのかを伝えることは、自分が持っている能力を伝えることになります。

たとえば、建築の仕事に従事をしてきたと伝えれば、建築の事柄に詳しいのだということがわかります。

具体的なエピソードを加えると、どういった能力を持っているのかを、相手がより理解することができます。

たとえば、売上をどれくらい達成した、どれくらいの顧客を獲得したなどです。

こういったことを伝えることで、自分の素晴らしい点を知ってもらえます。

ただし、転職先の仕事と関係のない事柄を伝えても、有利になることは難しいです。

何を求められているのかを考えて、伝える事柄を選ぶ必要があります。

いろいろ伝え過ぎても理解されにくいので、アピールポイントは2、3ていどにしておくとよいでしょう。


「従事してきました」を使った例文

・『営業職に従事してきました』

「従事してきました」の返答や返信例

履歴書に書いてある場合は、この言葉には返答はしません。

面接の際は、相手の話が終わったら質問をします。

具体的に何をしてきたのか、この仕事とどう関係があるのかなど、質問することになるでしょう。

この話題は終わりにして、別の事柄を質問することもあります。

新しい部署にやってきた人が、あいさつの際にこの言葉を述べることもあります。

複数人の前であいさつをしたときならば、返答する必要はありません。

拍手などで歓迎していることを伝えます。

まとめ

この言葉は、主に自己紹介のときに使用をします。

何を行ってきたのかを伝え、自分の能力をアピールするものです。

転職の場合は、求められる能力とかかわりがあることを伝えるように意識してみてください。